ヨーロッパのEUの中央銀行が無制限の国債買い入れをすることにしたというニュースがありました.それを受けて、USAの株価がドンと上がり、今日の東京株式市場の株価も寄りつきで¥140高で始まったとのことです.
EUの中央銀行が金融緩和するというのは、目先良いことではありますから歓迎できますけど、今後11月のUSA大統領選挙までこんな景気の良い風なニュースが立て続けに出るんだろうななどと醒めて観てしまうわたしであります.
とにかくEUがしっかりしてくれれば、円高が緩和されると期待する反面で、金融緩和でユーロがジャブジャブになってしまうと円高になるとも受け取れるわけで、今後の市場動向を慎重に見守ってゆきたいと財務大臣みたいなことを思ったりします.
そもそも、この時期にEUをシャキッとさせるっていうのは、USAの大統領選挙に向けて景気の足腰をなりふり構わず浮揚させようとするホワイトハウスの圧力というか何かの取引が裏にあるんじゃないかと勘ぐりたくなるのはオレだけ???
そして、大統領選に向けたなりふり構わぬ景気浮揚策のひとつとして、もうすぐUSAは伝家の宝刀QE3を発動すると思います.そしたら、またぞろドルが下落してその反作用で円高というここ数年おきまりのパターンにどハマリするのは目に見えています.EUも金融緩和+USAも金融緩和+日銀はなにもせずの状況で、また$1=¥70に近づいて電機メーカーが窒息してしまうんじゃないでしょうか? ああひさん.
かなり凶悪レベルの説ですけど、大統領選に向けた演出の一つとしてこんな噂も.
東京都が尖閣を買わない → 日本は総選挙中 → 10月に中国軍が尖閣を占領する
→ 日本政府はなにもしない → オバマが中国と交渉 → 中国軍が撤退する
→ オバマが英雄になる → 習近平が英雄になる → 日本は嗤われる
→ オバマ再選 → 習近平安泰
もしこの噂が当たったら戦争シミュレーション小説みたいですごいな.そのときは、円安+株安ってことでしょうから株の買い時かもしれません.
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