白色LEDや青色LEDを点灯させるには3Vぐらいの電圧が必要です.波長が短い光を発するためには広いバンドギャップを持つ半導体を使わなくちゃいけないとかなんとか、、、まぁそういった難しいことはどーでもいいや.
そんな白色や青色LEDに1.5Vの乾電池を繋いでも電圧が低すぎて光りません.1.5V→3Vにupさせる必要があります.
そんな電圧up回路の単純なものでジュール・シーフ回路という発振器があります.
下図①がそれです.コレクタとベースに接続されたトランスの極性が逆向きなのがポイントで、ON/OFFを交互に繰り返して発振します.発振に伴う断続電流がコイルを流れればしめたもの.コイルが高電圧を発生してくれます.
とあるフリエネサイトを読んでいて、ジュール・シーフ回路を改造するとover unityだぜっ!というのがあり、そんなバカなと思いつつ、作るのが簡単なので作って動かしてみました.
すぐに壊してしまったので全体写真は撮らなかったけど、コイルはこんなもんです.巻き数は10Tぐらいかな.
最初に回路①で発振とLED点灯をかくにん! 発振周波数は100kHzぐらいだったかな.
次にover unityの検証へと進みます.
回路②のように、ベースにLEDを1~2ヶ直列します.電源電圧を可変して、ベースのLEDがギリギリ点灯しない電圧にセットします.その時の電圧は3Vぐらいでした.著者によるとこれでover unityになっているはずです.
over unityを確認するために電源VAと出力VAを測定します.
そしたら回路②の動作は、トランジスタが常時ONになっていて、さしずめ回路②’のように電源とLEDを直結したような状態でした.そもそも発振してないし.
ちっともover unityじゃないじゃん、がっくし.
コイルが光を放って冷却するだとか、もうちょっと楽しい展開を求めたかった.
かしこ
ブログの記事毎に内容に沿った広告バナーが出ますが、この記事には「民族共生象徴空間の名称をみんなで決めよう」という、胸がざわざわするバナーがでますねー。
返信削除googleのアルゴリズム好き。
誰が資金提供してるんだかねー
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