【日比谷線】金貸してオバサンを罵倒した件

今回は心霊体験枠でお送りしよう．

日比谷線を利用した先日の出来事だ．

階段で中目黒行きホームに上がった場所でババアが駅貼りポスターを見ている．

そのババアがにこやかにこちらに寄ってきて「あの、すいません」と云う．

そこから5mの距離に駅員がいるのにオレに何の用だ？と思いつつ、ババアの物腰の柔らかさに免じて「ん？なに？」と偉ぶった大きめの発声でババアに向き合ったわたしだった．

ババアは見ていたポスターに関連する用事だという目配せと共に語り出す．
「あの、いまコンビニで買う必要があるんですけど、お金が無いので500円貸していただけませんか？」
にこやか～にそのババアが云ったのだ．

もうそれでわたしは瞬間沸騰．空いた地下鉄ホームで大声でババアを罵倒した．
「バカ野郎ふざけるな、金がないなら警察で借りろ！見ず知らずの相手に正気か貴様ァ！」
相手の服装と反応を観察しつつ睨み付けて10秒ほど経った頃、ババアは階段を下りて去った．ババアの目つきから読み取れたのは、被害者意識なし、恐怖の意識なし、分が悪いという意思のみが感じられた．ババアってのは叱られると被害者意識に逃げ込んで自己を保とうとするものだが、金貸してババアはそれをしなかった．プロの性根を身に着けていると思われる．

【ババアの特徴】
年齢は６０代．
白髪を後ろで束ねている．めがねなし．
地味ではない．若い頃は美形であっただろう．
服装は至ってマトモ．上品なお召し物．無銭者には見えない．

寸借詐欺にしたって駅構内でするのは無謀だ．
コンビニで何を買う必要があるのかは云わなかったのでババアの理屈は不明．

ネットで「金貸してオバサン」を検索するといろいろ出て来る．
都内全域、いや日本全国津々浦々、寸借詐欺どもが活発化しているようだね．

みなさんも気をつけましょー．

わたしは大声で罵倒したので公序良俗に則った行動ができてよかったよ．

ホラ～