LIBORのLはLondonの頭文字です.東京にはTIBORがあります.
一種の公定歩合みたいに利用される主要な金利指標を決める仕組みがインチキだったというような話です.その事件の捜査で、トレーダーが起訴されるんだそうです.この事件がトレーダーの個人犯行なわけないじゃん.なにやってんだかなー.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000005-reut-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000005-reut-bus_all
事件の一端はこうだそうです.
リーマンショック後の恐慌になりかかった時、銀行間に疑心暗鬼が広がったので、銀行間融資が止まりかけたことがあった.融資が止まりかけるとは=金利上昇なので、銀行間融資金利が上昇した.
で、LIBOR金利っていうのは、簡単にはいろんな銀行の昨日の融資金利の平均値らしいです.いろんな銀行が夕方になると、LIBOR事務所に今日の金利は何%でしたと報告すると、LIBOR事務所は、明日のLIBOR金利は何%にしますと発表する、そんな仕組みらしいです.そしていろんな金融商品がLIBOR金利にリンクしている.------公定歩合っぽい-------
それで、銀行間に疑心暗鬼が広がってる時期に、A銀行の金利がやけに高いという事実が漏れると、A銀行に取り付け騒ぎが起きるリスクがあります.なのでLIBORへの金利報告で信用不安がバレかねないという副作用があったわけです.
それで、トレーダーがわざと、会社の為を思って、個人的に、鉛筆を舐め舐めし、ウソの低い金利を報告したんだと訴追されるようです.たしかに改変したのはトレーダー氏なんでしょうけど、そもそも正直にLIBORに報告したら金融当局者から「オマエのところはなんでそんなに金利が高いんだ?」と電話がかかってきたそうです.それで、トレーダー氏は「こりゃ正直に報告するなという行政指導だな」と考えそれ以後はねつ造金利を報告し続けたと.当局もトレーダー氏のねつ造を黙認してたんだろ?と思うのがフツー.だから、大きな事件になっている.
トレーダー氏が起訴されるとなると、なんかショボイ幕引きみたいなかんじがしませんか?
起訴されるトレーダー氏はこんな取引を持ちかけられていたりして.....起訴するけどそんなひどい罪にはしないから、お願いだから素直に罪をかぶってよ.お子さんをXX学園に裏口入学させれてあげるからさ、言うこと聞いてよ.もし嫌なら、浮気をバラしてかつ罪を重くするよ.なんていうふうに、すかして脅しての両面攻撃でトレーダー氏はヨレヨレのパーにされてたりして.お気の毒というか、ある意味お得というか、、、、 (銀行は罰金を何100億円も払うんだろう)
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起訴されるトレーダー氏はこんな取引を持ちかけられていたりして.....起訴するけどそんなひどい罪にはしないから、お願いだから素直に罪をかぶってよ.お子さんをXX学園に裏口入学させれてあげるからさ、言うこと聞いてよ.もし嫌なら、浮気をバラしてかつ罪を重くするよ.なんていうふうに、すかして脅しての両面攻撃でトレーダー氏はヨレヨレのパーにされてたりして.お気の毒というか、ある意味お得というか、、、、 (銀行は罰金を何100億円も払うんだろう)
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