2012年春アニメの放映前の感想は、どれも面白そうかと思っていましたが、唯一の例外を除いてあまり面白くありませんでした.例外とはもちろん「謎の彼女X」で、これに他作品の全ての養分が吸い尽くされた感じがしていた2012春アニメでした.
さて、2012年夏アニメがだいたい2~3話を放映したあたりまで来ていますので、感想など.
↓「恋と選挙とチョコレート」は、生徒会財務部長(下左)によってお取りつぶしにされそうな零細部活動の抵抗活動を描く作品、かどうかはまだよくわかりません.あれっ、森島センパイ(下右)こんなところで生徒会役員やってらしたんですか、どうもお久しぶりです.
↓「TARI TARI」は、舞台が江ノ島で、合唱部の話ということで、ひら的にはBL並みに拒絶的設定となってしまっています.制作は「花咲くいろは」のスタッフでしょうな.健闘を祈る.
↓「うぽって」はわりと楽しいです.フツーの高校なんだけれど、なぜか学園内で実弾射撃訓練が日常的に行われます.下左は学園内で昼食時に射撃練習中.下右は上級生vs下級生の実弾射撃訓練で、隣の校舎の屋上から長距離狙撃されたりとかいろいろ.うぽってとはてっぽうの逆読みです.
↓「この中に1人、妹がいる!」は、超金持ちの御曹司(下左)が転校してきた学園でモテモテなんだけど、女子の中に生き別れの妹が混じっているのでうかつにお手つきできないぞという設定.おもしろけりゃべつに文句はないんだけど、あまり面白くなりそうな気がしない.下右がその妹さん.未だ正体不明.
↓「カンピオーネ!」の始まりは「インディージョンズ」みたいな宝探しかとおもったけれどそうではなくて、なにかと契約して強大な力を得て、イタリア人の美女にベタベタされつつ悪魔と闘うような話です.「青の祓魔師」ぐらいの面白さを期待しますが、無理かな?
↓「ココロコネクト」は、いまのところは男女が入れ替わってしまうお話です.それだけで13話持たせることも出来まいから、別の発展があって心と心がコネクトするのでしょうけど、いまのところ全然フェチがない.「下記はアンタがあたしの体に入ってたときにいったい何したのよ?」というありがちな場面.フェチがない、フェチが.
↓「だから僕は、Hができない」は、期待してたんだけど1話を見た限りでは滑りまくっていると思われます.エロ主人公の声を下野紘が元気に演じているけど、つまらなくて演技に苦労しているかんじでイタイ作品という印象.今後の展開に期待.
↓「貧乏神がっ!」は、大金持ちで頭も良く美人な主人公だが、内面はどす黒いという「彼氏彼女の事情」みたいな設定.幸福パワーを減少させるために神界から送り込まれた貧乏神と繰り広げられるドタバタコメディーのようです.わりと面白く観てます.
↓「ゆるゆり2」は、OPアニメの出来がよいです.とくに踊りがよいです.このOPは永久保存版とします.本編はわたしはどーでもよいです.
なんと、ここまで全てが「学園物」となっています.
↓「トータル・イクリプス」も異星人の侵略者と闘う女子高校生なので学園物といえなくもありません.意外に陰惨な話で、女子高校生部隊が全滅しかかって異星人に食べられちゃうので「あたしを殺して」みたいな出だしでした.主要キャラがいきなり死亡というと「エルフェンリート」の如月を思い出してしまいます.しかし、最近のアニメは夜のシーンの明度が暗すぎませんか? 見えないんですけど....
↓「人類は衰退しました」は、ようやく学園物でない作品の登場です.タイトルのように人類が衰退した未来の物語.何を描いているのかは3話まで観たけどまだよくわかりません.この作品の作風が変わってるなぁと思うのはストーリーではなく、画作りです.70年代のアニメで、撮影のfocusが甘くてトレスラインがぼんやりと薄くなっていて、色が退色した感じの画面をわざと作ってます.これは珍しいことをやっています.
↓「夏雪ランデブー」は、未亡人で花屋のオーナー(下左)に恋した若者(下右)が告ろうとするんだけど、死んだ元旦那の霊(下中)がそれを邪魔するという設定.いずれ旦那の霊のことはバレるんでしょう.そして旦那は成仏し、未亡人は若者と結ばれるという「めぞん一刻」オチと推測しますが、いかがなものか? あるいは旦那の霊が若者に憑依して肉体を乗っ取るドラスティックな展開でもわたしは構いません.そして、オマエはどっちを取るんだ?と旦那+若者の合体人格に問われて「どっちも嫌」というオチ.
↓「じょしらく」は、落語をする女子のゆるい会話を描いた作品.キャラは「あの夏」の田中将賀.「けいおん」以来こういう作品が唐突にウケたりするので、しっかりと観なくてはいけないと思っています.
さぁ2012夏アニメを楽しみましょう!
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辻堂にできた有隣堂の店内に、TARITARIのポスターが貼ってありました。
返信削除いま第1話をみている最中ですが、出てくる景色がどれもこれも自分で見たものばかりです。