2013年11月14日木曜日

硬質石膏ボードについて(その2)

リフォームで硬質石膏ボードなる材料を使っていて、ひぃ~とか言ってるこの頃のわたしです.先日、硬質石膏ボードについて少し書きましたがその続きです.   http://hirasaka001.blogspot.jp/2013/11/blog-post_7.html

↓やっているのは、和室の真壁の20mmぐらい凹になっているところに断熱材を入れようというリフォームです.この写真はグラスウールの断熱材を切り貼りしてるところです.元来この断熱材は外壁と内壁の境界空間に90mmぐらいの隙間を設けてそこにフワッを挿入するべき材料ですが、手持ち資材の消化のため、これを真壁に押し込むことをトライしました.
↓がっ、やってみたところ、当初の構想は断念しました.
①  断熱材を仮止めする.
②  硬質石膏ボードで断熱材を20mmの厚みにまで押し潰し固定するのが当初構想でしたが、断熱材の膨張力に硬質石膏ボードが勝てず、割れそうなので断念しました.
③  角材で30mmふかして、断熱材のためのクリアランスを50mmに拡張して施工しました.
邪道ですが仕方なしってことでお許しください.  >  工事の神様
↓硬質石膏ボードの話に戻る前に「通常の石膏ボード」についてですが、石膏ボードをネジ止めするとき、このようにネジ頭が少しめり込むぐらいで寸止めします.石膏ボードは柔らかいので、これ以上ネジを深くすると突き抜けてしまいます.
↓うまい具合に寸止めするには、「らっぱ頭」というなめらかなネジを使います.
↓「フレキ頭」と呼ぶこんなネジもあります.このネジは、材料を破壊しながらネジ頭がめり込んで行く乱暴者です.わたしは良く使います.

↓「硬質石膏ボード」には「らっぱ頭」を使うべきか「フレキ頭」を使うべきか?
硬質石膏ボードは硬い材料ですから、「らっぱ頭」だとネジ頭が全くめり込まなくてダメでした.そこで「フレキ頭」で作業したのですが、このように表面を破壊しながらめり込んで行くので仕上がりがボロボロで見苦しくなってしまいます.この上にクロスを貼るときの補修がてこずりそうで、なんかイマイチです.
硬質石膏ボードにまたギャフンと言わされてしまいました.ちくしょう、、、

かしこ


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