2014年5月3日土曜日

危ないスキーコースの思い出

アイルトン・セナがレース中の事故で亡くなって20年経ったそうで、その時後ろを走っていたシューマッハはスキー中の事故で意識不明のようですが、わたしがスキーで危なかったと思ったのは以下のコースでした.どこのスキー場だったのかは忘れました.

↓隣のゲレンデへ流れてゆくための林間コースってよくあります.その場所は通常は左へ折れるべき林間コースだったのですが、軽い登り斜面を越えると(下図点線)ショートカット出来そうな雰囲気のある場所がありました.誰も滑った形跡はありません.ショートカットを発見と思って未踏のコースへ進んだ私でした.
↓ところが、死角になった登りの向こう側は、小川に向かって1mぐらいのモロ崖になっていて、上り坂で速度が殺されたこともあり、まもとに前のめりに落下しました.しかも、小川の中央部には大きな岩があって、両手を突いたにも関わらずほぼ顔面制動になってしまい、雪の乗った岩にぶつけて眼鏡のフレームが曲がってしまいました.眼鏡が曲がっただけで済んだのは自分の腕が規格よりも長かったからであって、この転び方はヤバくてシャレにならんわ、と思いました.
↓山のてっぺんから麓まで一気にダウンヒル、みたいな滑り方を好むわたしが数時間後に同じ場所を通りかかったところ、さっき自分が付けたスキーの轍をなぞるように別のスキーの轍が付いているのを発見しました.おおっ、ここを突破した猛者がいるのかぁ、と感心してフト前の林を見るとロープで通せんぼされています.うぅ、突破したんじゃなくて誰か落ちたのか???
↓そう思って、ロープの手前から下を見下ろしたら、超危険な岩の上が血だらけになっていて、どこかの誰かが顔面制動で流血したことを物語っていました.それで苦情を受けたコースの管理人がロープを張ったものと思われました.
本件は、わたしの無謀なコース取りのせいで、後続のスキーヤーに怪我をさせてしまったわけです.なんつって、自己責任でお滑りくださいませ.

かしこ


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2 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2014年5月4日 0:09

    今日のニュースから。
    <ボート転覆>操縦の男性死亡 6人は救助 岡山・吉井川
    3日午後4時ごろ、岡山市東区瀬戸町大内の吉井川で、7人が乗ったエンジン付きのレジャーボートが転覆した。岡山県警赤磐署などによると、7人は20~30代の男女で、うち6人は消防隊員らに救助されけがはなかったが、同市北区津島西坂の会社員、藤島猛さん(38)が病院に搬送され、死亡が確認された。
     同署などによると、藤島さんは十数人のグループで川に遊びに来ていた。7人が乗っていたボート(長さ4.5メートル、幅1.8メートル)は定員4人。藤島さんが操縦し、右に旋回させた拍子に転覆したという。7人はライフジャケットを身に着けておらず、水深約2.7メートルの現場でボートにつかまり救助を待っていた。藤島さんは「サンダルを探してくる」と言ってボートを離れ、約20メートル下流まで流されたらしい。
     近くでキャンプをしていた男性は「現場はボート遊びをする人が多い。風は強かったが、川の流れは穏やかに見えた」と話していた。
     この藤島さんはどうして(脱げた)サンダルを探すと言ったのだろうか。それが原因で流されて亡くなったわけだが。亡くなった方はお気の毒とは思うがこんな大変な時の彼の中の優先順位はサンダルだったとは。パニックの時には判断を狂わせてしまうのか。

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    1. 泳ぎに自信があって「ちょっくら取ってくる」と気軽に行っちゃったのでしょうか?
      韓国のフェリー沈没事故もそうですが、「部屋に留まるように」と言われたら自分はどうしただろうかと、正しい判断(動くか、留まるか)ができるかどうか、わからんものよのうと思うのでした.
      ちなみに、上記スキーコースは裏目に出ました.へへへ

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