2019年10月7日月曜日

画期的なバッテリーが発明されたというのは本当か!?

今回はオカルト枠のハナシなのかどうか? それが問題だ.

常温核融合が発見されたニュースが世界を駆け巡ったとき、わたしは「本当なら家庭用飛行機を実用化できるな」と思いました.エネルギー密度がハンパないですからね核融合ともなれば.ザクも核融合です.
しかしその後の研究の進展ははかばかしくなく、アンチ常温核融合科学者のプロパガンダが成功したのもあって、今では常温核融合はオカルトカテゴリに分類されています.(どっこいオカルト分野では、常温核融合の再現性はバッチリだが理論が不明とされているらしい)

わたしが今日知ったのは、常温核融合に匹敵するテクノロジーかもしれません.もしくは常温核融合に匹敵するオカルトかもしれません.

ソースは英文だが自動翻訳すれば読めるのはこれかな?
何が語られているかというと、、、
・160万km走行してもヘタれないリチウム充電池をテスラ社が発売する寸前
げげっ、マジ?
・自己放電が少ないため、充電した電力を20年間保てる
えぇ~、神じゃん.
・既に3年間の試験が進行中である
これは本当に出るのかもしれない.

産経新聞がwiredから引用したニュースもある.wiredの原文は発見できなかった.
この記事はこんなことを言っています.
・2.25年にわたって3,400回の完全充電で、容量の消耗率はわずか4パーセント
・完全充電で保管した場合、1.3年にわたって容量の消耗はなし

技術的には、リチウム充電池の電極が傷んでしまう原子レベルの要因解析と、その対策が大いに進展したということなのでしょう.

物性・材料系の技術開発というものは、同じ素材を利用している限りは突然誰かが性能を10倍にしましたなんていう場面には滅多にお目にかかれないと思うんです.ニッケル水素充電池しか無かった時代に一気に性能を飛躍させたのはニッケル水素ではなくリチウムでした.つまり10倍改善するのなら何か新素材でというのがありがちかと思います.ですが今般のテスラの充電池の改善は従来から在るリチウムの改善なのですから、いささか信じ難いです.

夜間電力でお湯を沸かすことによって、安価なエネルギーをタイムシフトするエコキュートという住宅設備がありますが、画期的リチウム充電池が実用化されたらエコキュートは滅亡してしまうかもですなぁ.

かしこ

7 件のコメント:

  1. パナソニックはどうなってしまうんですかね。

    返信削除
    返信
    1. 弾き飛ばされる未来が水晶玉に映っています

      削除
  2. ザクが核融合炉で動いてるとは…知りませんでした^^;)。
    蒸気タービンは何処にあるんだろう?。

    そう言えば、故)勝谷氏が推していた”オーランチキチキ”は
    どうなったんでしょうね?。

    返信削除
    返信
    1. ザクの核融合炉が爆発するとサイド7の胴体に大穴があいてしまって酸素欠乏症で父さんが、とか色々あるんですが、ザクレロもビグザムも核融合炉なんでしょうね。小さなビットも核融合炉なのでしょうか?

      削除
    2. 微生物オーランチキは初耳でした。
      わたしが勝谷さんメルマガを読み始めたのは彼が鬱から回復後だったので2015年頃からだったかもです。2018年には死んじゃいました。アル中恐るべし。

      削除
  3. リチウムイオン電池すでにあるのに、トヨタや日産がニッケル水素電池を使ってきたのは安全性の問題ですよね。B787みたいに燃えちゃ困るんだし。初期のテスラって16550を1万本もシリパラして使っていたというまさに動く爆弾でしたけど笑 次はやっぱり全固体電池じゃないですか。それにしても充電設備が鬼のようになりそう。

    返信削除
    返信
    1. 自衛隊最新鋭潜水艦もリチウムだそうで、バッテリー室に緊急注水!!

      自動車の充電設備が少ないのどうするんでしょうかね。

      削除