京アニ追悼の旅 ２（京アニメッセージ全文転載）

「京アニに行ったら、わたしの分も祈ってきて下さい」と何人かに言われました。

報告します。

地下鉄東山駅から５分ほどのところにある「みやこメッセ」が京アニ追悼会場でした。「お別れ そして志を繋ぐ式」と書かれています。

この写真の正面３階が祭壇になっていて、手を合わせる来場者の中には泣いている人もいました。

会場内は撮影禁止でした。
手荷物検査がありました。あの事件ですから模倣犯が現れないとも限らないという配慮でしょう。

祭壇がある部屋は広大で1000人が詰めかけても捌けるぐらいのキャパがありましたが、待ち行列は50人ぐらいでした。11月3日13時頃にて。

祭壇前で流れていた曲は京アニBGMかなと思ったけど違ったみたい。

犠牲者の写真等は飾られてませんでした。

このような物が配布されていました。

カラー印刷の方にはこう書かれています。転載します。

あの日以降、世界中の皆様より頂いた励まし、応援のお言葉は、

スタッフ一同の胸に届いております。

今一度、前へ向いて進んでいく為の力となっています。

かけがえのない仲間を失い、傷つけられた悲しみは

消えることはありませんが、

作品への愛情や情熱、そこに存在していた確かな息吹は、

私たちの中にしっかりと刻まれ、生き続けています。

皆様から頂いた想い、そして仲間から託された想い、

私たちの未来への想い--------

全ての想いを繋ぎ、志を一つにし、私たちは歩き始めます。

私たちは変わらず、世界中の人たちに、

夢と希望と感動を育むアニメーションを届けます。

どうか、私たちの歩みを見守ってください。

株式会社京都アニメーション

白黒印刷の方は会場での注意事項などが書かれている物ですが、京アニ社長のメッセージもあります。転載します。

ご挨拶
令和元年7月18日、弊社第一スタジオ放火・殺人事件から3ヶ月余が過ぎ去りました。私たちは、一日たりともこの事件について忘れることはありません。一瞬にして失くした「日常」に想いを致すばかりです。
この間、世界中の皆さまから義援金、温かいメッセージやご献花をいただき、私たちを励ましていただきました。私たちが仲間と共に作ってきた作品が、こんなにも世界に届いていたことを知りました。
また、本当に多くの方々から、多くの義援金をお寄せいただきましたことについても、篤く御礼申し上げます。被害に遭った社員やそのご家族を置き去りにして、会社の再建はあり得ないものと考えておりました弊社にとって、皆さまのご支援は、干天の慈雨となりました。
事件の災禍は計り知れないほど大きく、失われた可能性を想うと、唯々言葉もありません。
私たち京都アニメーションは、これからも世界中の人たちに夢と希望と感動を育むアニメーションを届け、社員、スタッフの幸せを実現し、社会と地域に貢献していくため、本日お集まりいただいた皆さまをはじめ、手を差し伸べて下さる方々とともに、必死に戦っていきます。長い戦いになるものと思います。これからもどうぞ、温かく見守っていただければ幸いです。
令和元年11月3日・4日

株式会社京都アニメーション

代表取締役社長 八田英明

私の分まで祈って来てくれと言った知人だけでなく、当ブログに立ち寄った人にも、京アニからのメッセージが届きますように。

今後も京アニ作品を応援しましょう。

かしこ