首里城を見学したことはあります.
首里城は石の建造物という印象なので、燃えるところあるんだ?と思いました.(写真を見たら記憶と違って木造建築物のようでした、失敬))
出火原因は、分電盤の前後のACケーブルが何故かショートしたからという説が濃厚になってきました.
↓報道
溶融痕は正殿の外から分電盤に電気を引き込む配線と、分電盤のコンセントからつなげた延長コードから見つかった。引き込み線の溶融痕は1カ所だった。
↓報道の配線焼損情況を図示すると、こんなになります.
延長コードは焼け焼けである.
引込み線は1箇所だけ焼けている.
コンセントの先にどのような器具が繋がれていたのかは不明.
↓工事現場で使う延長コードはこのようなものでしょう.定格15Aぐらいなもん.
↓引込み線は弱くてもVVFケーブルが使われていたでしょう.屋内配線でよく使われている1.6mm経を裸で敷設した場合の許容電流は27Aであるらしいです.
つまり、延長コードは許容電流が小さい(15A)ので燃えやすく、引込み線(27A)はそんな簡単には燃えない傾向がある.
上図の燃え方だと出火元は延長コードの可能性が濃厚でしょう.
引込み線の燃えが1箇所だったのは許容電流が大きいからでしょう.
すると謎なところは、延長コードがどうしてショートしたのか?です.
【仮説1】
夜間に電動工具の充電のようなそこそこ電力を喰う状態で放置していたとして、延長コードがこのようなドラムだったとしたら、出火する可能性があります.なぜかというとこれは一種のコイルなので、消費電力以上に発熱するんです.なのでドラムを使うときは短距離であっても完全にほどいて使えというのが工事現場の作法だったりします.
【仮説2】
延長コードをネズミさんが齧ったからショートしたんじゃね?
わたしはこちらの説が好きです.
もう一つ謎なところは、ブレーカーが作動しなかったかもしれません.
延長コードが全長に渡って焼け焼けになる前にブレーカーが作動して電力カットすると思うのですが、ブレーカーが仕事をサボっていたので激しく焼けちゃったかんじ.
また、ブレーカーが適切に作動したのなら引込み線が焼けるはずがありません.
分電盤のブレーカーは25Aが多いかな.25Aでブレーカーが作動したのなら、許容電流27Aの引込み線がそう易々と焼けるはずがありません.ブレーカーが仕事をサボった予感がします.
ブレーカーが不良品だったことが出火を決定的にしたという説を唱えたく思います.
ゆえに首里城火災のメカニズムをこのように推測したく思います.
1)延長コードをネズミさんが齧ってショートさせたのがきっかけ
2)ブレーカーが不良品で作動せず
3)莫大なショート電流が止められず、激しい電気火災が生じた
ブレーカーは丸焼けになっているでしょうから、ブレーカーそのものの不良は立証されないとも思います.
#まさか、、、ブレーカーをキャンセルしてたりしないよな.....
かしこ
分電盤にコンセントがあるってあまり聞いたことないですー。普通なのかな。
返信削除ナイス指摘。
削除ひら予想では、工事用またはイベント用の仮設分電盤だったのではないかと思ってます。
そうゆう仮設分電盤の設置はけっこういい加減で、雨降ったら漏電すんじゃねとか思ったりしてテヘペロ
なるほど、工事用のやつありますね。ああいうのを屋内に設置したら危なそうですね~。
削除スレチですが飯塚幸三が来週書類送検されるそうです(祝)
削除たしかに、沖縄のネズミって凄そう^^;)。
返信削除自分は、コードドラムを巻いたまま使用していた可能性が高いのでは?っと思います。
以前、家庭内用の3mくらいの巻き取り式延長コードを使っていた(ホットプレートだったか)際、なんか焦げ臭い・・・?っと見てみると、被覆がデロンデロンに溶けて、一部の芯線が剥き出しになっていました。たまぁに、工事現場などでも巻いたまま使っている場面を見かけますが、100Vで15Aも流れればドラム内は電子レンジ状態ですから、いつ火を吹いても不思議じゃないですよね。
鍛冶屋さんおはようございます。
削除あっち方面の本職の方の推測と一致して嬉しいです。
脇で焼き肉食ってたら匂いで気づくかもですが、夜間に高所作業車のデカイバッテリーを充電してるとかだと電力食うわ誰も気づかないわでピーンチですよね。こわー
結局、原因は何だったのか報道されないですねー。
返信削除来ないですね。犯人はマングースかな?
削除もはや齧歯類ですらないのかっっ