2018年8月25日土曜日

レーザー距離計4製品の精度を調べてみた (分解)

今回は、人によってはシリアスな問題かと思います.

建築で使うレーザ距離計は手放せない便利グッズですが、表示上は精度1mmで表示されますけど、
  1)そんな分解能あるの?
  2)そんな絶対精度あるの?
というのは以前から気になっていました.

諸般の事情で4つのレーザー距離計を持っているので、測定値を比較してみました.
買った順に、写真では左から順に、
 BOSH GLM50           ¥8000ぐらいしたかな?
 SNDWAY SW-T60     ¥2500ぐらい、中華通販
 MiLESEEY                 ¥2000ぐらい、中華通販
 LETER                      ¥2500ぐらい、中華通販
作業中に携行するには小型の物が便利なので、右端の製品は超小型なのでうれしいです.これだけが充電式です.バッテリーのスタミナがどの程度持つのかは今後使ってみて判断します.

【分解能】
ですが、カタログには精度±2mmとか±1.5mmとかなんとも微妙な数字が記載されています.つまり、表示の1mmの桁は怪しいということです.

【絶対精度】
とある距離を2つのメジャーで測定して、2450mm、2452mmという実測値を得ました.メジャーが既に2mmずれてるという事実はさておきます.

同じ場所を4機種のレーザー距離計で測定した値はこうでした.2452mmを正しいと仮定します.
  BOSH        2454mm     (+2mm)
  SNDWAY    2454mm      (+2mm)
  MiLESEEY   2449mm      (-3mm)
  LETER        2457mm      (+5mm)
ふむ~、、、誤差ってますなぁ.
何を信用したらいいのか?
例えば棚を作ろうとして、左右の壁の幅ギリギリまで攻めたら入らなかったなんてことが起きるかもしれないと言っても過言ではないかもしれない.

【分解】
BOSHのものを分解してみました.
↓電池BOXを外したところの状況.
↓フロントパネル側の状況.
↓プリント基板には2つのICが乗っています.左はSTM32 CPUです.右のが距離測定のカスタムICで仕様は不明です.レーザーを20MHzぐらいの正弦波で変調し、その位相で距離を得るのが原理です.
↓光センサにはアバランシェフォトダイオード(APD)が使われているようです.APDの感度は通常のPDよりも10倍ぐらい良好です.

かしこ

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