2019年9月29日日曜日

祝、USが中国を金融制裁へ?

今日のニュースで、
というbloombergの記事には快哉を叫ぶわたしである.ついに来たか.

関税合戦なんか所詮は局地戦でさ、双方の産業がdamageを受ける程度なもんだ.サプライチェーンから中国を外すよう促したとしてもそれにはタイムラグがあるしね.

だが、ドル機軸体制下において、USが金融制裁をするというのはもうこれは一方的なタコ殴り状態になる.やれやれ、どんどんやれ.この時を待っていたぞ.

USが中国を為替操作国に認定したのは8月初めだった.その時点で、USが金融制裁に手出しするのは確定してたと思う.9月に動きがあるかなと思ってたけど、9月の末になってやっと出てきたね.

ま、中国さんは、ウイグルの民族浄化をやめるのと、チベットの民族浄化をやめるのと、臓器売買をやめるのと、香港弾圧をやめるのと、法治国家への脱皮と、国営企業の民営化と、共産党の一党独裁をやめるのと、南シナ海から撤退するのと、台湾に手出ししないのと、、、そのへんに素直になったらご褒美をもらえるかもよ?

かしこ

2 件のコメント:

  1. ボルトンも居なくなったしそろそろ手仕舞うのかなと思ってたらそんなことないんですね。
    中国は金融系のカード持っているんですかね。

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    1. 関税戦争へ中国が意外に抵抗力が強いです.来年は大統領選挙なので、関税戦争は打ち切ってもっと強力な攻撃を早晩する必要があるだろうなと思っていました.金融に手をつけたなら、半年以内にドル資産凍結までエスカレーションするとわたしは予想します.

      ボルトンをクビにしたのは北朝鮮制御への自信の表れかな.あと、中東ではあまり大規模な戦はやらないつもりなんでしょう.主敵は中国で手段は軍事でなく金融ということかなと.

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