なお、ZPowerで検索すると既知技術企業である別会社が主に出て来るので紛らわしいのでご注意のほど.
↓開発者はBenjamin博士.装置のコンセント形状からするとUK人かと思う.動画に出て来る小太りのおじさんは聞き役.
博士が手に持っているアクリルケースに入った、重量2~3kgと思われる物体がそのフリエネ装置だ.
↓博士の右手に面して、数枚重ねたプレートが見える.どうやらそれが太陽放射の謎成分を受信するキモの部分であるらしい.そしてそのプレートはテーブル上に置かれたこれだ.動画ではこのプレートの正体や仕組みについての詳細は述べられていない.
↓機銘板を読んで(12V)800Wのランプを用意したと言っている.LEDだと思う.
しかしここで、元は12Vだったんだけど焼いてしまったので24Vに換装したとか何とか言ってる.テロップは24Vになっている.しかし24Vに換装した時点で800Wかどうかはもはや不明ではないか? 博士さんにしては迂闊なstoryになっている.
↓この場面では、奥に置かれた鉛バッテリー(13V実測)からLEDランプに電力供給して点灯試験をするようなのだが、電圧不足で点かないという結論になっているようだ.LEDランプが24Vでバッテリーが13Vなら博士がおっしゃるとおり点かないだろう.だがこの行為の意味が何なのかわからない.↓フリエネ装置の無負荷出力電圧をテスターで測定中.16-18Vで変動していると言っている.DDコンで24Vに変換して出力しているのかと思ってたんだけどそうではないようだ.動画の冒頭で元は12VLEDだったが焼損しちゃったというのはこの過電圧のせいだったのかもしれない.
この動画におけるLED点灯実験は、24V改造されたLEDランプに無負荷時16-18Vのフリエネ電源を接続するという事なのだろう.(ただし電流は不明)
↓さて、フリエネ装置電力による点灯実験だ.点いたね.拍手!
でも、この照度は800Wじゃぁないな.5WのLED電球未満ってところだろう.なので800Wの電力発生というのは言い過ぎだろう.
↓点灯中に装置を持ち上げている.
↓場面が変わって16分後、無負荷電圧の不変を確認.LEDは変わらず点灯し続ける.
↓その後も点灯中.謎のプレートの出力電圧を測定し、100mV程度と言っている.100mV→16Vへのstep upがどのように行われているのかは不明.
興味を持ったのはだいたいこんなところだが、、、、既知技術からの疑問点を挙げる.
・この博士さんは、無負荷電圧と有負荷電圧の違いが判っているのな? 知っててあえて無視しているのだろうか? フツー知りたいのは有負荷電圧なんだがなぁ.鉛バッテリーのシーンから推測すると有負荷時でも13Vより大きいと推測されはするが.
・LEDランプが800W定格だということと、点灯中の電力は別である.そこをあえて無視して幻惑を誘っているとしか思えない.
結論: ひら的には、エイプリルフールの一種だと思っておくことにする.博士が人の良さそうな友達の肩を叩いて「make a lot of money」と言って微笑むシーンはおちゃめで好きだわー.
ネットにはいくつかの動画コピーがupされている.これがいいかな?
かしこ
追記: 詳細情報があった.今は読んでる時間が無いのでとりあえずリンクしておく.
反磁性体コイルがフレミングの左手の法則を打ち破るとかそっち系のハナシみたいよ.「外部電源レス空電増幅装置」とでも言おうか.
https://spark.adobe.com/page/sRdP4qaNoCRW0/
↓装置の高解像度写真.プリント基板でプレートをドライブしてやると、赤黒の太いケーブルから電力を取り出せるようだ.100mV→16Vのstep upはコンセントBOXの中か???
ドライバが注入した電力が流出しているだけという可能性はこの動画では否定されていない.本当に800Wを取り出せているなら否定もされようが800Wじゃないので怪しいとこかと.
↓謎のプレートの詳細写真.プリント基板はドライバだ.平べったいコイルがプレートについているのが興味をそそる.
100mVって、デシボルでopen端を計ったらそんな値になるような気が・・。
返信削除ゲルマニウムラジオのopen出力端というw
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