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2026年7月30日木曜日

【分解】pioneer BDトレイ修理 BDR-205→BDR-209

BDR-205がついに壊れた.タイミング悪いったらない.各社のBDドライブが消滅してまもなくドライブが死ぬんだもん.pickupが死んでる系でどうにもならん死に方で捨てるしかない.

AMAZONで中古BDR-209が¥9800という安値で出ていて、いわくつきだろうなと思ったけど買った.

そしたら、トレイが出てこないという故障品だった.やっぱそんなか.
しかしトレイぐらいなら修理できるだろと思うとともに、トレイが死んでいるということは、あまり使ってないとも思うので修理できればラッキーなのさ.

では分解修理.

↓205は死んでいるんだけどトレイは動くので、205を参考にして209を修理する.場合によっては臓器移植で209を生かす.これが修理戦略だっっ!!

↓まずは外装を全部外して、底面を眺める.トレイ駆動系の設計は基本的に同じだなと.
左209  右205
↓205を動かしたりして違いは左右に動く部品のストロークが違うと判った.
↓209の同部品は可動範囲が左右に5mmほど狭い.
この白い部品が左右に動くと、pickupユニットのエレベーターが上下する.
しかし故障している209はこの部品の動きが不十分なのだ.
つまりこの白い部品を駆動する機構がどこかで死んでいる.

↓正常な205のトレイを撤去して上面を観察すると、ラックとピニオンの関係なんだね.209はこのピニオンギアが欠けてるんじゃないだろうか?
↓だが209のトレイが動かないのでラックとピニオンを露出させることができない.
↓ま、こんな程度の詰みで諦めるわたしではない.トレイの一部をハンダごてで溶かして撤去して下地を観察する.しかしラックとピニオンは正常なんだ.ちくしょう予想が外れた.
↓しばらくの停滞の後、故障原因が判明した.判りにくい写真であるが、白い部品の凸が、トレイ底面の溝にハマって稼働するのが正常なのだが、209はその凸凹が脱落しているのだと判った.(この写真は205)
元の所有者がトレイに過大な衝撃を加えてしまい、凸凹が脱落し、トレイが開閉しなくなった、これが故障モードだったと推察される.

↓故障原因がわかれば修理は簡単.トレイを指でひん曲げて撤去し、挿入し直したら正常になった.修理後の209を剥きだして動かしてみる.
こういう故障はメカに無理な力が加わった結果生じた歪が残ってしまって、故障癖になっているかもしれないが、再び故障したら同じ手口で修理することにしようそうしよう.

使えなくなった205は部品取りとして保存しとく.

かしこ

2026年7月16日木曜日

【分解】USB切替器が接触不良で死亡につき分解

はいっ、分解のお時間でぇす.

USB切替器はいろいろありますが、わたしはこのpush SW型の最もシンプルなものを好んでいます.

↓メインマシンを右から2つめに繋いでありまして、このSWだけが接触不良的に動かなくなりました.手前が10年ぐらい使った故障品、奥が新品.新品は¥700ぐらい.

古いやつを分解です.
↓4端子ON-OFFのシンプルな設計.同時に複数押すのはやめといた方がいいでしょう.shortしちゃうから.
↓リアパネル、1つのKBDを4つのPCへ分配しています.シンプル.

↓接触不良個所である摺動部を露出させました.目視では接触不良を見分けることはできませんでした.焼けてる、溶けてる、そうゆうのは無し.

シンプルなだけになんのドラマもありませんでした.クソ退屈だっ.廃棄.

かしこ

2026年7月12日日曜日

【分解】ブラザーのテプラのカートリッジを分解する

ブラザーのテプラを使っています.¥3000ぐらいで買えるかんじ.
↓カートリッジはこんな複雑形状をしています.分解してみましょう.

↓分解の前にまず理解するべきはテープの構造です.2枚貼り合わせ構造になっています.意外と複雑です.この複雑構造をカートリッジの内部で実現しています.
 1)白いやつはベースであり、両面テープです
 2)透明フィルムに熱で印字して
 3)1と2を接着して出来上がり
ゼブラパターンは使い切りを示すマーカーでしょう.

↓殻割状態

↓熱転写型インクリボンの残骸.打った文字がバレバレなのよ.

↓これが複雑構造を実現する内部のリール及びテープ走行ルートなのだっ!!
なおこれは使い終わった状態です.使い始めにおいては供給リールの巻きが太いはずです.使い始めをバラした風景がどうなるかは脳内で補完してください.
緑色がインクリボンです.供給リールから巻き取りリールへ向けて矢印の経路で走行します.

白いテープの供給リールは巨大です.両面テープなので厚みが大だから径が大きいという理屈なり.白テープはベース材であり、出口へ向かってすぐに排出される位置取りです.

黄色い走行ルートは表面の透明フィルムです.

①の位置で、透明フィルムとインクリボンが対向します.ここで文字が熱転写されます.
インクリボンは巻き取りリールに回収されてさようなら.
透明フィルムのみ②へ進みます.

②の位置で、透明フィルムと白ベースが対向します.白ベースの対向面は接着剤なので透明フィルムと一体化.
すぐに出来上がりとして排出されます.


いやはや、ご苦労さんなメカなのでした~
さすがはミシンメーカーざんす.

かしこ

2026年6月25日木曜日

【分解】この中華製 懐中電灯おかしいな・・・・ →やっぱり、リチウムじゃない →単三リチウムだった

はいっ、本日も分解中華製品のお時間がやってまいりました.

先日はUSB充電アダプタが真っ赤なウソだったという衝撃的な話題をお届けしました.

今回は中華懐中電灯です.Aliexpで買いました.中華通販でよく出回ってました.

主に、お魚水槽を観察するときに照らすのでつかっています.

でも、なぜかスタミナが弱いんです.すぐに電池切れしちゃう.
 「本当に18650リチウムが入ってるのかなこれ?」
という中華様への疑念がどす黒く渦巻いてきたこの頃です.

わたしは、かつて建物診断業務でリチウム懐中電灯を一日中使っていました.地上高13mの鉄骨天井のボルト欠損を目視判定するのですから、投光器並みの高光度な懐中電灯です.持ち手が熱くなってきます.そんな大電力使い懐中電灯でも一日に2~3本交換するくらいで回っていました.

ところが問題の懐中電灯はプラスチック製で、お魚観察に使うくらいの弱っちい光度なわけです.そんなヨワピーが1時間ぐらいでスタミナ切れってなんかおかしいでしょ?

分解じゃぁ~っ!!!

↓これが所持している現物です.
↓オールプラなので破壊モードで叩き壊した結果でぇす.(アルカリ電池は比較物です)
でたーっ!
 1)単三電池サイズが入っている
 2)18650ではない
 3)リチウムではない
 4)NiMHだろうなぁ
だめだこりゃ、スタミナ不足なわけだわ.NiMH1本とか1993年仕様か? 死んだよ.

↓この筐体に18650は入るのだろうかと思って入れてみたら納まるんだよね.筐体設計は18650用ということか.しかし単三は小さいよなぁ.

というわけで、インチキ品でした.

18650リチウムに交換とかしません.NiMH用充電回路だと燃えるんじゃね?
てか、リチウム用充電回路に無理やりNiMHを接続してたりしないだろうな?
中華様ならありえる...

衝撃の追記:
充電後に端子電圧を測ったら4.0Vでした.ということは単三リチウム!
うっそー、この時間線ってどこのどうゆう時間線なのよ?
狂い過ぎてて腰が抜けるー

えいめん

2026年5月21日木曜日

【分解】BDR-205 BD drive修理というか分解→再組したら治っちゃった

みなさーん、アニメをBDに焼いてますかー? わたしはたくさん焼いてます.一昨日は「アルマちゃんは家族になりたい」を永久保存にしました.今期は「よわよわ先生」を永久保存します.

ところが、肝心のBDドライブ「BDR-205」が故障しちゃいまして、オレのBD人生もこれで年貢の納め時かと死を覚悟しました.

disk認識を99%しくじる症状です.ごくまれに認識するとその後は正常に読み書きできるんだから悩ましいというか憎たらしい.

故障した時はまず分解です.

↓内部全景
↓pickup近傍
CDのpickupならバラして遊んだことがあるけど、BDは3波長対応のためかと思いますが、複雑怪奇なもんです.こんなに苦労しているんですね.

↓機構部拡大
これには感心しました.いわゆる3軸を支える構造が金属のバネで作られています.
コンスーマーの信頼性クソなpickupだとシリコンゴムでバネを作っている製品があって、あんなの経時劣化で簡単に死ぬから.PC周辺機器の信頼はコンスーマーよりも上ってことかなと思っちゃった.

わたしはこのくらいの差があると思っているぞ.
 コンスーマー製品 500Hしか持たんゲロ
 PC製品     1万H持つ
 自動車      10万Hもつ(しかも80℃とかへっちゃら)
 軍用       ???

さて修理ですが、、、なにをやったらいいのかなんかわかりません.
てきとーに以下をやりました.
 1)バネをぐりぐり動かしてみる
 2)ヒートガンで軽く炙る
 3)レンズをアセトンで拭く(レンズ樹脂は溶けなかった)
 4)「治れぇ」と念を入れる

再組しました.

治癒して全快しました.なんでだろう、、、pickupに蜘蛛の巣が張っていた説.

かしこ

2026年3月21日土曜日

【分解】¥650のpH測定器は使えるか? →いやない

水槽のpHを測ろうかとAmazonで¥650のpH測定器を買いましたのでレポします.

結論:
測定安定性が悪くて使えないかな.
PH6~8を0.5刻みで再現性良く測れればokなのですがその域に達せずでした.

電極洗浄:
電極洗浄は大切です.
蛇口の流水では上手く洗えないみたいでした.
コップに蛇口から水を注いで渦を作って洗浄するくらい熱心に洗浄しやらないといかんですかなと.

キャリブレーション:
250mlの水に溶かすと特定phになる試薬が付属しています.
3つあるので3点CALです.
こうゆう考え方でしょう.
 1)中性試薬は6.86なのでこれでoffset調整
 2)酸性とアルカリの試薬で感度調整
ただし、
1だけでも0.1の精度が出る
2までやると0.01の精度が出る
と取説に書いてあるけど眉唾と思っとくわ.

測定安定性:
キャルして洗浄もして再測定すると、
6.8→7.7ぐらい数値が変わってる、これじゃ使えない.

テトラの試験紙の方が信頼できます.

なお、使えないという結論と、キャリブレーションは別です.キャルしたから測定安定性が改善するわけではないです.

ph測定原理はガラス電極法だと思うのですが、こんなにも誤差る物理現象とは思えず、電極の汚れでおかしくなってたりするんじゃないかと想像します.

捨てます.

分解:
捨てる前に分解です.
外装はパイプ構造であり、2枚貝構造ではありません.なのでこんな風にニッパで破壊です.水に浸すセンサ部分と回路部分とはシリコン接着剤で防水されています.
↓プリント基板にはOPAMPっぽい8pinと、LCD driver兼CPUらしきICが載っています.型番はよくわかんなかった.
↓センサ部分拡大.ガラス管にねっとりとした液体が封入されています.上の針金は対向電極です.
↓対向電極を収める部分には、ゲル状の物体があります.
センサの電流流路は、こんな感じなのでしょう.
 対向電極→ゲル→測定対象溶液→ガラス→封止溶液→電極
このゲルが測定対象溶液と接触すると思われますが、そこの界面条件次第で何測ってるんだかわからんくなってるんじゃないのかねぇ?

日本製の類似品は¥5000ぐらいしているようですけど原理・構造は以上と同じでしょうから、ちゃんと測れるんだか心配になってしまいます.なんかもう関わりになりたくない測定器だと思ってしまいました.

えいめん

2026年3月6日金曜日

【分解】HONDAフィット ドアミラー修理(2)

フィットGE6のドアミラーが自動開閉しなくなってしまったので、ギアを交換して修理します.前回はこちら
↓Amazonでも売られているギア.それだけ頻発する故障なのでしょう.直径12mmぐらいですかね.
↓ギアを取り付けて再組したのだけど、メカニカルなラッチ感がありません.風圧で閉じちゃう問題が治ってないんじゃないかな?
↓動かしてみなくちゃわからんということで、むき出しのままで電装コネクタだけ接続して動作チェックしました.開閉動作は正常です.またフル閉でラッチされ、フル開でラッチされました.どういう機構になってるのかは知りません.
↓原状復帰できました.机の上でガチガチといじったため傷がついちゃった.

さて車検に出そう.

かしこ

2026年3月4日水曜日

【分解】HONDAフィット ドアミラー修理(1)

昨年9月に諏訪大社 前宮をお参りしたとき、駐車場でフィットのドアミラーを開こうとしたら自動開閉が作動せず、そのままじゃ走れないので手で開こうとしたらバキッと音を立てて開きました.HOLDしなくなっちゃって高速走行の風圧で角度が変わり気味になっちゃった.
車検を通すのですが、ミラーが故障してると通せないかもしれないと思い、修理することにしました.
フィット界隈の常設展示じゃなかった常態故障であるらしく交換パーツがたくさん売られています.修理情報も極めて多数.

↓まずはドアミラーの故障個所特定のため助手席ドアバラしから着手.ここまでネジ2個だけで、その他は嵌め込み式なんだから上手く設計されてます.
↓ドアミラー外し成功.机上に置くと巨大だなと思う.
本件の分解難易度は高い.youtube動画があったからサクサク進んだけど、動画がなければ一日かかったかもしれません.
↓モーターの減速駆動機構のギアがバキバキに割れてた.
↓駆動機構の部品.これらが通販で売られている.右側の樹脂ギアが割れやすいらしくて、通販でポピュラーな部品になっている.わたしのフィットの故障もこのギアでした.
↓ギアを外したところ.
↓これをAmazonで買いました.¥999
売られているのはアルミ製交換ギアが多いのですがそれはやめました.弱いこの部品の強度を高めたら別のところに皺寄せが行って別のところが破損するのですから.この傾向不良は仕方ないね.
↓部品が届くまでドアミラーはこのまま放置プレイとします.クルマを出す用事もないし.

わたしのフィットはたぶん2008年に買ったと思うので18年目ってことかな?
微妙に故障が増えてきてます.
 1)ドアミラー故障
 2)運転席パワーウインドのSWが接触不良
 3)市販品を取り付けたナビが瀕死状態(衛星がなかなかみつからない)
他はとくに問題ないです.
HVじゃないからバッテリ交換とかないし.
セルのバッテリとかワイパーブレードとかタイヤは何度も交換してるけど.


かしこ

2025年9月10日水曜日

タカラスタンダード システムキッチン スライド丁番 NSヒンジ 10147205 修理

おはよーございます.天気曇り.

タカラのシステムキッチンの観音開き扉が壊れて直しに行きました.
↓まさにこんな感じの故障.(引用元

タカラのシステムキッチンはそんなにメジャー商品ではないからか、検索に引っかかるのはこちらのヒンジが多いです.写真判定でダメもとで買って現場に赴いたら合ってました.お値段は¥1300ぐらいでした.

同部品の修理ネタはnetにありまして、このページが多くを語っています.
↓交換パーツの写真.(写真は同ページから引用)
↓本体~扉を締結する全体構造はこうなってます.

と、ここまでは雰囲気で「そうだね~」と言えてしまうのですが、、、

本体パーツと扉パーツをどうやって分離したらいいの?

という問題があって、現場でゴニョゴニョやらなきゃわかんない.

↓扉パーツの構造はこうなっている.(破損品)
破損してたのは四角で囲った部分だった.金属が割れてバネがどこかへ飛んでしまってダメダメになってた.
ところで黒い部品がある.これは曲げた金属の内側に挿入&ネジ固定できるようになっていて、赤い矢印を押せばワンタッチで本体部品から着脱できるみたいなんだよね.便利だね.

ところが、この黒い部品まで割れてるわ細かな部品が飛んでどっか逝っちゃってるわグダグダのパーになっていて、外せないんだよ.

仕方がないので、丸印のネジを外すという原始的なやり方で分離するしかなかった.しょぼーん、、、
時間ばかりが過ぎてゆく.
現場には通常時空とは異なる時間が流れているの.現場は時間が早く流れるの.

↓次は扉パーツの交換を行う.外すネジは扉側の3つのネジであるが、ここに罠がある.
↓ネジの締結先が扉の内側の金属プレートなのである.
↓ネジを3つ外すと、金属プレートが脱落してしまって再組立てが困難になってしまう.こういう厄介な構造はアルミサッシなどでも見かけるが、タカラよお前もか・・・ 読者諸氏は創意工夫で回避してください.
扉までもバラして復旧した.
無為に時間が過ぎてゆく.

なんとか修理完了して時計を見ると50分経っていた.

かしこ