秋月電子で、STM8S-DISCOVERYというマイコン基板を売っています.750円です.
これは、STMicroという会社が販売しているSTM8Sという8bitマイコンのお試し基板です.
基板中央にはSTM8Sが乗っていて、その周辺に剣山のように立っているのがIO portのピンヘッダ.上方がUSB経由で焼くためのツールで、こちらにはSTM32という32bitマイコンチップが乗っています.
これで750円ってやけに安くありませんか?
STMicroの販促用特別価格ってことなんでしょうけど、わたしはすでに5枚買って工作に使っています.金魚の水槽の温度ロガー、発振器+周波数カウンタ、ドライブレコーダー制御、ステッピングモータ制御、なんかを作って遊んでます.
この手のマイコンって、英文のhardware仕様書を読むのがかったるくて、しかもライブラリを自作する気なんか全然ないわけで、お試し基板だけ売られても宝の持ち腐れなわけです.なので、ライブラリがメーカーから提供されているかどうかが重要なポイントなわけですが、ありがたいことにSTMicroからライブラリが提供されています.documentは英文なんでガッツが要るんですけど.-------最近、Cosmic Cコンパイラの16k無償版が廃止されたので、わたしはRaisonance Cコンパイラの32k無償版に乗り換えました.Raisonanceも問題なく使えます.割り込みの記述はRaisonanceの方が簡単です-----
日本語の使い方紹介ページは、
こちらのページは、LEDをチカチカさせるまでの初歩的なところまでを解説しています.
http://www.eleki-jack.com/mycom2/2010/01/stm8s_1.html
こちらのページは、発展途上のようですがライブラリの使い方を解説しています.割り込みを駆使してまともに使うならこちらのページを参照するべきでしょう.
http://hrp.pa.land.to/STM8S-discovery-entrance.html
そのライブラリを使うと、8bitマイコンなのに浮動小数点演算もやればできるわけで、なんかすごいなーと思ったわたしです.演算時間はあきれるほどかかりますけどね.8bitマイコンで円周率を計算したら1ヶ月かかっても10万桁ぐらいしか行かないんだろうなぁ.つうかそもそもメモリが足りなくて無理か? COM PORTで接続して、STM8Sを浮動少数点演算用ハードウエアアクセラレータとして使えばできるなぁ.酔狂でおもしろそう.
↓アフィリエイト始めました.STM32のwelcome-kitです.試用レポはいずれ.
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