2018年1月16日火曜日

中目黒で井戸を掘れるか? (4)道具改造編

井戸掘りの準備は完了しました.掘り始める直前です.

掘るための道具をちょいと改造しましたので、今回はその話題を.

連載2回目で作った掘る道具です.井戸の底まで届くよう、左端には数mの長さのVP20が接続されます.
井戸掘りはこの数mの長さの掘り道具を何度も入れたり出したりするので、とても作業しづらいと想像されます.そこで改造です.

↓改造前後で継ぎ手径を50/20 → 50/40に変えます.
↓50/40継ぎ手の40の方をこのように切り欠き加工します.貫通しているボルトは6MMです.巨人ゴーグの頭部っぽく見えなくもない.
↓VP20にも6MMネジが通る穴を開け、貫通させます.ナット3ヶで補強もします.
↓するとこのようにVP20の角度が自由になるので作業しやすいのです.
↓小技ですが、ボルト部分の補強のためVP20にVP13を挿入し塩ビ接着してあります.
泥水がVP20筒内へなるべく侵入しないようにシリコンで埋めましたが、これはたぶん裏目ですね.あとで除去すると思います.
↓VU50に接着して、井戸掘り道具の出来上がり.(あぁっ、泥水排出穴を空けるの忘れてる)

↓つぎに、井戸の外壁材のVU75の加工をしました.
まず、VU75に3mmの穴をたくさん空けます.これは地下水を浸透させるための穴です.井戸底部から1m上方にかけて穴を空けます.
VU75の先端には、継ぎ手を接着して、先端を少し太くしておきます.こうした方が、VU75がスムースに地下へ貫入してゆくそうです.

3へ        5へ

かしこ

0 件のコメント:

コメントを投稿