2018年 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年もよろしくおねがいいたします

あれだけ人類滅亡と騒がれた1999年、滅亡は免れても世界中のコンピュータがダウンするのは必至と騒がれた2000年を超えてよくもまぁ2018年まで来たものです．

宇宙人は襲来しなかったし、スペースコロニーの建造もまだ、軌道エレベータもまだ、ハルヒは登場してないみたいだし、西暦2008年7月に超磁力兵器で人類が滅亡の淵に立たされる事もなく(未来少年コナン)、、、いったいどんだけ代わり映えのしない18年間だったのかと呆れてしまいます．

ライフスタイルが確かに変わったといえるのは、スマホとSNSとネット通販と動画視聴ぐらいしか思いつかないなぁ．

これらって、スマホはノートPCの置き換えでしかなく、SNSはパソコン通信の置き換えでしかなく、ネット通販は千趣会の置き換えでしかなく、動画はレンタルビデオ屋の置き換えでしかなく、2000年当時にも存在したサービスがスマホでハンドリングできて便利になったね、というだけでしかない．

だとすると、長年ビジネスシーンを牽引してきたIT革命ってたかがこんなモノだったのね．凸凹してたサービス群がスマホに取り込まれてスマートになっただけじゃん．i386とDOSの頃から関わってきた技術者諸氏にとってはそれが実感なのではないでしょうか？

昭和のご家庭にカラーテレビやベータマックスやVHSが来た時のようなジャイアントインパクトがそろそろ欲しい．振り返ると我々は、テクノロジによるジャイアントインパクトを30年近く体験して無いのではないかと思う．ゆえに40歳以下の世代はクライアントデバイスが漸進的に改善される場面しか知らないんだよね、きっと．

なんだかそういう時代に生きる世代って、たとえ理系に進学してもお祭り感覚が乏しくて、あまり楽しくないんじゃないかな？

2018年はわくわくするテクノロジにたくさん出会えるといいですね．

♪ある晴れた日の事  魔法以上のユカイが  限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ♪

かしこ