2018年1月4日木曜日

中目黒で井戸を掘れるか? (1)

金魚を飼うのは好きなんです.でも、水交換は嫌い.

自動水交換機があればいいのになぁと思います.けど、カルキを含む水道水をそのまま投入するわけにはいかず、カルキ抜きを自動投入してくれるこんな器具があったらうれしい.

さもなくば、井戸があれば一発で解決なんです.井戸ポンプをタイマーで駆動すれば自動水交換の完成ですから.

富士の湧き水の忍野八海みたいにたくさんのお魚が泳ぐ池ができたら素晴らしいです.でも池を作るような土地はありません.

金魚さんの水槽の自動水交換だけの水量でよいので、ここ中目黒で井戸を掘れないものかと、何年も前から思案していました.

自分で井戸を掘る人はたくさん居て、井戸掘り解説ページは数多くあります.ちょっくら調べてみました.

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我が家は目黒川の近所で、海抜9mというロケーションです.恐らく、さほど深く掘らずとも水が沸くような気がしています.

国交省のサイトで、各地のボーリング実績が公開されています.そしてこちらはそこからリンクされた東京都のボーリング実績資料です.

わたしの近所のボーリング結果を引用します.
右上に「孔内水位 GL-2.5m」という記述が見えます.これは穴を掘ったら地下水位が2.5m下に在りましたという意味で合っているはずです.
また、高有機質土+火山灰質粘土=3.65mとかかれており、さらにその下には礫層が数mに渡って存在していると書かれています.たぶんこの分厚い礫層が通水層なんでしょう.

したがって、ここで井戸を掘るならば、礫層に1mばかり侵入したところまで掘れば良好な井戸に成りうると推測されます.つまり4.65m掘るのがおおよその目標かと思われます.もっともこのボーリングデータは1965年の結果なので現在でも同じ地下水位である保証はありませんが、、、

しかしな~んか出来そうな気がしてきたりする.

勝手に掘って勝手に使うのもアレなので、目黒区の井戸使用についての条例を調べますと、原則届出が必要だが例外ありとなっています.
例外とは、
・戸建で用途が家事用のみ、かつ、揚水モーターの動力が300W以下なら例外
・手押しポンプなら例外
「モーターの動力」とは出力なのか消費電力なのかどっちなんでしょうね? わざとどっちとも取れる条文にしたのかな? 語感からは消費電力の意味のように思います.

浅井戸用電動ポンプを探すと、どの製品も300Wは超えているみたいです.広く網を掛けられるように良く練られた条文だことだよ.

届出が必要なケースでは、地下水汲み上げ実績を年に一度提出しなければならないようです.そのためには正しい水量計を装備しなくちゃいけませんし何かと面倒です.

面倒な仕事は嫌なので300W未満の揚水モーターが必須と考えると、洗濯機の風呂水ポンプが余っているのでそれを使えば300Wなんか到底行くわけが無くOKかと思います.(風呂水ポンプの揚水能力は未調査です)

よって、金魚の水として自宅で掘った井戸水を使ってもOKのようです.

極楽金魚ライフができたらいいな.上手くできたらレポートしますね.

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かしこ

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