2019年7月1日月曜日

アニメ Cencoroll2 観た、良かった

Cencorollの最初のやつがリリースされたのは2009年、もう10年も前だったのだなぁ.

センコ1は劇場で限定公開されたのだったか、OVAのみのリリースだったのか、既に記憶はないがわたしはセンコ1のDVDを買った.好きなんだよね、センコ.
↓このぶよぶよしたクソ生物がセンコ.

あれから10年.わたしがセンコ2の制作を知ったのは今年の春頃だった.「おおっ!センコやるんかぁ!」と歓声を上げたわたしだった.そして今、センコ2が公開中だ.さっき新宿バルド9で観てきた.
↓新キャラのカナメはマリ・イラストリアスっぽいがそれはさておく.

月曜昼だっていうのにほぼ満席だった.オレみたいな暇人がこんなに多いのか?  7月1日なので映画が割引価格のせいで混んでいたのかもしれないが、本作に景気良く人が入っているというのは誠に喜ばしい.客層は若者が多かった.高校生のときにセンコ1を観たくらいの世代かな.

劇場上映は、10年前のセンコ1の再上映と、新作センコ2の上映である.(センコ3の制作も決まったらしい)

10年経って観直してもセンコ1のコクがあるのにキレがあるところは不変だった.むしろ、センコ2にはなまじっかstoryがあるだけに、センコ2の方がキレ味が減退した気配すら感じられた.

センコ1も2も宇木敦哉の個人製作ということだが、この10年で個人製作者のための制作環境はより進化し、敷居は下がったのではないかと思う.アニメは集団作業でしか作れないという従来の足枷から開放され、マンガのような個人作業によって個人製作者の独りよがりなアニメ作品がたくさん生まれることを願う.アニメ業界には才能のある若手製作者はたくさんいるので、そいつらにチャンスが巡ります様に.

近年はnetflixが日本のアニメ業界に多額の投資をしているなどと聞くが、タコい企画ばかりである.ハリウッド方面の者達にはセンコみたいな優秀作品の価値をちゃんと考えるよう意見具申させていただく.あの新海誠だって最初は個人製作者だったじゃぁないか?

ところでセンコ2の背景画がどうも北海道の室蘭か伊達市のような気がしてならない.尾根に風車が並んでいたりして.宇木敦哉は北海道出身らしいので、道南出身なんだろうなきっと.

劇場はたぶん今週でおしまいなので、観たい人はお早めにどうぞどうぞ.

かしこ

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