【老人ホーム】 わかっているんだ、ウチなんかマシな方だと

老人しね．

なかなか公式には発言できなかろうが、みんなそう思っている、老人しね．

毒父を老人ホームにぶちこんだが、キティ状態があまりにもひどいため老人ホームから追い出されるんじゃないだろうか？というクソ限界状況について当ブログで度々書いてきた．

そのせいもあり、「いやぁウチも父がボケてそろそろヤバい」「ウチも老人ホームを考えている」「老人が嫌いだ」みたいな話題がわたしのところに多く集まってくるようになった．

現在ボケが進行して家庭内介護が限界に達しようとしている老人達は、昭和10年代生まれから団塊の世代までが該当すると思うのだが、最悪なのはこの年代が無能であり無責任であり差別的であり依存的であるところだろう．

奴らときたら、若年時代の食糧不足だの貧しい時代だっただのと昔語りをするが、それが昭和30年代以降にダラーッと生活してきたお前らの理由付けになど何もなっていないことをさっぱり理解していない．自助努力でリカバリ可能な昭和の後半を生きてきたくせに、戦後すぐの出来事なんかで言い訳してんじゃねぇぞ、バカ．

平成生まれの若者の方がよっぽど詰んでいるわい．

老人どもの差別意識がこれまた破滅級にひどいのだ．

NHKは神、朝日は神、医者は神、政治家は神、教師は神、役人は神、、、などと自分よりも絶対上位のランクを設定し、自分はその下にランクする被差別階級だという設定で固着している．

差別というのは、例えば半島の奴らはクソだ、という類の差別だけではないのだ．自分は被差別階級ですから、という固着意識もれっきとした差別なのである．

おまけにその差別意識で切って返すように自分よりも低位の階層を設定するのだから奴らの低俗な精神には超ムカつく．奴らの差別の対象は何か？ 息子や娘なのである．下層階級である息子や娘の言う事なんか１ｍｍも聞かないのである．

まぁそんなクズ共に好きにさせるほどわたしは優しくないので、奴らが差別を仕掛けてくるのならこちらもカウンター攻撃である．バカな奴らでも生存が脅かされている状況ぐらいは察知できるので、奴らが死にそうになるまで追い詰め、「オレの言いなりにならないとお前ら死ぬぞ」と脅して言いなりにさせた．だが息子や娘への差別意識が消えたわけではない．

老人しね．

------

毒父を老人ホームへブチ込んだ日の夜、「平坂家の諸悪の根源であるアイツを老人ホームに放逐できたことを祝って乾杯！」と祝辞を述べたわたしだ．

ちなみに老人ホームへ入居させるための金銭的負担をわたしは一切していない．

ボケ毒父の奇行が甚だしくなり介護疲れで毒母が倒れ入院したのを機会に、毒父老人ホームプランを立案したのだった．毒父は公務員だったので年金が多いんじゃね？という予想はあった．予想通り、有料老人ホームへ入所させるに足るだけの年金を受け取っていたので金銭的な問題は無かった．

これはラッキーだったのだろう．誰にでも有料老人ホームと契約できる財力があるとは限らないだろうから．

毒母が倒れただけで死ななかったのもラッキーだった．

この世で毒父を最も憎んでいるのはこのわたしだ．それなのに、毒母が毒父よりも先に死んでしまったらオレが毒父の飼育をするの？ 冗談じゃねぇよ．毒母には毒父が死ぬまで毒父の飼育員をやってもらわにゃいかん．

毒父は無能である．危機から逃げ、何も成さず、世間を恨み、家庭内では内弁慶に振る舞うクソ野郎．それでも高度成長期からダラーッと無責任に生きてきた毒父には失業とか失業とか失業みたいな試練は襲い掛かってこなかったのだ．

そんな無能に「貴方は偉い」と幻想を植え付けることで生きながらえてきたのが毒母である．毒父と毒母は「私たちはバカじゃない妄想」を相互依存的に脳内形成することで何十年も生きてきた．

ならばこそ、毒母には毒父の飼育員としての役割を全うしてもらわにゃいかん．毒を食らわば皿まで食らえ．

毒父との縁切りがヒラサカの重要課題である．比較的スムースに老人ホームプランが進行したとはいえ、それでも憤懣やるかたないのである．毒母にはボケが進行した毒父の最終処分形態をプランニングする能力はなかった．妹にもその能力はない．すなわち、毒父の最終処分形態についてコミットできているのは、毒父をこの世で最も嫌っているこのわたしなのである．そんな不条理なことがあるか？ ヒラサカは毒父との縁を断ちたいのに、コミット出来ているのはヒラサカ唯一人であるという現実に超ムカつく．

老人しね．

かしこ