この上念司ってしゃべりがめちゃくちゃ面白くて、ひら的には2時間半の70%笑ってました.ノリの悪いひらさかをここまで笑わせるのは、他にはパニパニパーティーの「ラブラブ☆胸キュン大作戦」ぐらいといっても過言ではあるまい.始まってすぐに「河野龍太郎撃墜を祝って乾杯」だもんなぁ.会場には著作物の読者とおぼしき年配者が1/3ぐらいいたようで、そういう方は上念語録をご存じないようで、あまり笑ってませんでした.じつはわたしは彼の著作物を読んだことがなくて、youtubeでしゃべっているのを視聴してるだけ.youtubeでは黒い三連星とかボトムズとか第9地区とか発動編とかどこかで聞いた風な単語がポロポロと出てきます.
どうやら、上念司と同室にいたのは今日が2度目らしいんです.1度目は当ブログで「失業した理由シリーズ番外編 円高・デフレから脱却できるってホント?」を書いたときに参加した政治団体のシンポジウムで、会場の後ろの方から早口でまくし立てるように質問していたのが彼だったようです.参加者じゃなくてパネリストになりたかっただろうよ.
本日のトークショーは上念司だけではなくて、最近「検証 財務省の近現代史 政治との闘い150年を読む」を上梓した倉山満とのコンビによるトークショーでした.この本は新書で¥800ぐらいなので読んでみてはいかがかと思います.マトモな本です.倉山満は1年ぐらい前からyoutubeでよく見かけるようになりました.倉山満の現物を見るのもこれで2度目なんですが、youtubeではマジメに話しているのですが、現物はかな~り笑える話をする人です.上念-倉山って大学の先輩後輩で、この二人のトークって絶対お笑いのネタ合わせしてると思います.
さらに、わたしの隣に座っている人の声がどこかで聞いた声だなぁと思ったら、当ブログの「お堅く政治の風景を考察してみた(長文で失礼します)」の真ん中ぐらいで書いた田中秀臣でした.彼は1時間40分の番組の前半の1時間をアニメの話題だけしゃべっていたという変わったエコノミストです.田中秀臣の現物を見たのは初めてでした.彼もトークショーにゲストとして飛び入り参加しました.その時に足下に彼のカバンが置いてあって中身が見えたんですが、本が少なくとも4冊入っていました.文系の物書きって読書量がすごいじゃないですか.そういう人の片鱗をみた気がしました.わたしは活字にせよマンガにせよ読書速度が遅いので、マンガ喫茶なんか絶対に行きません.だって、あまりにも読む速度が遅いので、そのマンガを本屋で買ってしまった方が安上がりになるんだもん.悲惨すぎます.
トークショーで語られた話の中で最も興味深かったのは、日銀が金融緩和をしない理由の”仮説”の一つとして、バブル期の金融緩和で裏社会への融資も増えたが、バブル崩壊を招いた金融引き締めで裏社会から恨みを買った頭取が殺された事件も起きた.殺された頭取の中には元日銀マンの天下りもいたので、もう金融緩和=バブルはこりごりで、デフレが一番だと日銀は考えているんじゃないか?という仮説.あくまで仮説ですからね.
リンク先のYoutube観てみました。予備知識なしで観たのでTVKの深夜番組かと思いましたが、フジテレビだったんですね。
返信削除パニパニはコンバットだったとおもいます
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