日常的になにかムカついてしまう物シリーズ（１２） 舛添都知事

一応タイトルは舛添都知事がムカつく、としてありますが、ホントにムカつくべき相手は舛添じゃないんですなこれが．

自民党が下野する前夜、後ろ足で砂をかけるようにして自民党を離党して以来鳴かず飛ばずだった舛添という男がいました．政治生命がほぼ絶たれたはずの舛添でしたが都知事として復活してしまい、たぶん２０２２年までは東京都知事は舛添のまま、東京オリンピックは舛添のお膝元で行われるわけでしょう．これはムカつく．

「保育園落ちた日本死ね」と書いたどこかのブログ主の出自はあの半島かなと想像がつきますが、そいつが火をつけた「保育園がまだ足りねぇ」の話題が無ければ、「韓国人学校に都有地貸与」の件も明るみにならなかったに違いありません．明るみになったからと云って舛添はそれを取り下げる気はサラサラなく、ソウルへの恩返しだの、オリンピックに向けた外交だの、反対意見は少ないだのと、突っぱねる気満々のようです．「恩返し」とはなるほど～と思いました（皮肉）．

だがしかし、舛添がムカつく奴なのだってコトは最初からわかっていたわけですよ．

政治的には死亡状態だった舛添がゾンビのごとく蘇ってしまった経緯をおさらいしましょう．

時は石原都知事の時代に遡ります．猪瀬直樹は副知事でした．猪瀬直樹の仕事のやり方が粗暴で、根回しもせずにこうしろああしろと東京都自民党に命令するという態度でした．でも、都知事の石原に「猪瀬さんが嫌いです」と云えるほど東京都自民党が強いわけではなく、東京都自民党は忍耐の時を過ごしていました．

石原の引退後に猪瀬が都知事になったのは有権者ならご存知の通り．

東京オリンピック召致に成功という実績を残した猪瀬でしたが、こっそりと政治資金を受け取ったスキャンダルが明るみになりました．

ここで、「恨み晴らさでおくべきか」と反猪瀬に回ったのが東京都自民党．意外なほど防御には弱かった猪瀬がヨレヨレになってシドロモドロになっていたのを腹を抱えて笑っていたんでしょうな、東京都自民党は．
この時点で、東京都自民党が猪瀬を守りますと宣言すれば、都議会での追及をブロックできて、猪瀬が生き延びた可能性は高かったとわたしは想像しています．だが東京都自民党はそうしなかった．サンドバック猪瀬は都知事を辞職した．

まぁここまでは政争の一コマとして見過ごしてもいいかなとわたしは思います．猪瀬の支持者というわけじゃないしね．

しかしその後が酷かった．
なんと、東京都自民党は出直し都知事選に、棺桶の中に封印されていたはずの舛添を公認してしまいました．一市民のヒラサカだって、舛添が反日で種馬だって知ってますよ．その舛添を公認する東京都自民党ってどんだけ胡散臭いんだよとドン引きでした．いくらなんでも舛添はないだろって、瞳孔が全開になっちゃいました．
（自民党の地方組織って結構バカをやるんですけどね．大阪では維新憎しで大阪自民党が共産党と選挙協力して負けるなんつう椿事がありましたし、あきれてしまう）

舛添都知事がかつて留学していたフランス等への渡航費用が合計で５０００万円だとか、韓国人学校に都有地を貸与だとか、そんなのは舛添が都知事であるかぎり当然の出来事であって、これからもっと醜いコトをしでかすと想像します．

そしてその元凶は東京都自民党なのです．それを憶えておいて、恐らく２０２２年までは続くであろう舛添都政にムカつきつつ過ごすことにしましょう．

ｆｕｃｋだなぁ


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