↓真空管回路を自作した経験は無いため、わたしは玉には詳しくありません.このアンプのKT150という玉は卵型でカワイイので好きになりました.内部電極サイズ>首サイズ に見えるので製造がかったるいのではないかと心配になりました.
→次は、振動版全体がボイスコイルというスピーカーユニットです.VCDと呼ぶらしい.
↓B&Wのスピーカーと聴き比べをやってましたが、VCDは熟成不足ですかねぇ...
B&Wの音は帯域フラットな感じはしないんです.帯域フラットネスならばVCDの方がGOODだと思われます.しかし不思議なもので、残響感などを伴う音場空間を形成する能力はB&Wが一枚も二枚も上手.VCDの音はただの発音体なんだよなぁ.
それでもVCDは技術的には正しい方向性だとは思うんです.振動するコーン全体が磁気回路ですから、分割振動が生じにくいと推測するからです.今後のVCDの発展を期待します.
↓今回の真空管オーディオフェアで最高に面白かったのがこれ.幅1.5mぐらいのホーンスピーカーが1つ、ドカッと置かれています.こんなデカイの初めて見ましたよ.搬入の苦労が偲ばれます.損保会館のエレベータにこんなの載ったのかな?
正体はなにかというと、WE13Aという往年の名機のレプリカだそうです.WEのドライバ一発で駆動されていて、ステレオではなくモノラルです.
音はいい感じでした.ホーンからドライアイスの煙がボワボワと流れ出すような感じで音が湧き出てリスナーを包みます.これだけ巨大サイズだとモノラルでありながらも音の拡がりが在って、まるでステレオのように感じます.低音域は意外と締まった音です.ただし、高音は恐らく10kHzも行ってないと思います.ホーンスピーカーの無理を感じさせない音はよかよか.
追記:ドライバーはたぶんこれ、WE555だったと思います.高価な品物.聖遺物.
かしこ
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