フレームを木材で作ろうかと思っています.木材で精度がどれだけ出るかは謎ですが.
↓木材フレームでテキトーに作るとはいえ、ステージを載せる平行シャフトぐらいは高精度に設置しないと激しく後悔しそうです.
↓なのでシャフトを受ける部品はproxxon CNCで削り出そうと思います.
G-codeを生成するソフトウエアtoolは、fusion360を使おうと思います.なにやら評判がよろしいようですから.fusion360には素人向けの無料ライセンスがあります.
↓fusion360は、モデリングした物体の加工場面をアニメーションで見れますので便利です.(この動画は早送りです.現物をこんな高速で削るわけではありません)
だがしかし、fusion360でG-codeを生成するまでにはいくつか地雷があったので、備忘録を兼ねてメモを残しておこうと思います.
こんな点についてです.
1)2Dポケットと2D輪郭のどちらを使うべきなの?
2)一気に全部彫らないで! 少しづつ彫るにはどうするの?
3)タブを残して彫るにはどうするの?
4)G-code生成がよくわかんない
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1)2Dポケットと2D輪郭のどちらを使うべきなの?
両者の説明を読んでも違いが判りません.
2Dポケットだと何か不具合が在ったのですが忘れてしまいました.
現状、わたしは2D輪郭で円満にやってます.
追記:違いが判りました.2D輪郭だと外周を彫って部材から切り離そうとします.2Dポケットだと外周は彫られません.この2つを区別する理由って何なのかな?と思いますが、そういうもんだということでよろしく.
追記:違いが判りました.2D輪郭だと外周を彫って部材から切り離そうとします.2Dポケットだと外周は彫られません.この2つを区別する理由って何なのかな?と思いますが、そういうもんだということでよろしく.
2)一気に全部彫らないで! 少しづつ彫るにはどうするの?
デフォルト設定でアニメーションを動かしたら、こんな荒っぽい削り方が表示されたのでビックリしちゃいました.豆腐を削るんじゃないんだからさ、一気に彫るのはやめにしておきたい.穏便に少しづつ掘り下げてゆきたい.
↓設定するところは、「2D→2D輪郭→編集」のランプという項目です.デフォだとチェックが入ってないと思います.
ランプをチェックして「最大ランプ切り込みピッチ」を設定します.ここを1mmにすると1mmずつ彫ります.下図は2mmずつ彫る設定です.
「ランプ除去高さ」は助走で空中を舞う高さらしいのですが、デフォは2.5mmになっていますが、無駄な気がするので1mmにしました.
3)タブを残して彫るにはどうするの?
プラモデルにはランナーと呼ばれる部品の落ち止めが付いています.タブとはランナーみたいなものです.
2D輪郭を切削した部品も、最後の最後にフリーになってどこかへ飛んで行ってしまっては困るので、外枠との結合を残しておきます.わたしはタブ機能を知らなかったので、設計段階でタブを設けたりしたのですが、その必要はありませんでした.
↓設定は「2D→2D輪郭→編集」のタブという項目です.デフォでチェックが入ってません.
チェックを入れて、タブ幅とタブ高さをお好みで設定します.タブ距離は隣同士のタブの間隔です.小さい部品では小さいなりのタブ距離をセットする必要があります.さもないとタブが1つだけなどという役立たずになってしまいますから.
↓タブ距離に応じたタブ配置が表示されるので確認しましょう.
4)G-code生成がよくわかんない
よくわかんないのですが、結果オーライで使えてます.
「アクション→ポスト処理」でこのダイアログが出ます.赤線の箇所をGrbl/grblに設定するのはMUSTのようです.
その他はフォルダ指定とかファイル名指定です.
なにはともあれ、これで生成したG-codeはマトモに動きそうです.
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かしこ
【おしらせ】
pdfをダウンロードしていただけます.全36ページ.
3DP印刷部品のstlファイルを無料ダウンロードできます.
Marlinのvscode project folder詰め合わせも無料ダウンロードできます.
まずは無料立ち読み版をご覧になってはいかがでしょうか.(pdf)
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