2023年11月4日土曜日

BlackFinを使ってみるなり(24) 自作BlackFin PCBのbootどうする?

DSPのBlackFinを使っています.前回のupは2023年9月19日でしたからお久しぶりです.個別の設計に入っているためブログに書けないのでステルスになっています.

これはBF706の評価ボードです.1.5万円ぐらいと評価ボードにしては安価な方と言えるでしょう.2枚目を買いました.これにAD/DAを取り付けたりしています.

いつまでも評価ボードを使ってるわけにもいかないので、いつかは自作基板で動かさなくちゃいけません.BF592という下位ICは中華通販の最安ですと700円ぐらいで入手できるのでBF592でPCBを自作しようと思っています.
しかしPCBを作ったとしても、ISPとbootをどうすんだよという問題があります.

bootについて言えば、、、BF706評価ボードにはserial FLASHが乗っていて、BF706が起動するとserial FLASHからトロトロ読んで自分をprogrammingします.

ところが、serial FLASHをISPするやり方が判らない.BF706評価ボードには専用のICE chipが載っていて、ICE1000というのがそれです.これを使ってFB706と協働して、FB706のSPIに接続されたserial FLASHをISPしているらしい.複雑なことしててblack boxみたいよ.

BlackFinのprogrammingについての草の根情報ではこのようなものがありますが、これとてJTAG HWが品切れだとか書かれています.こちらのページはFT232HLを利用するやり方が書かれています.現実的だけどwin10で動くのかな?

困りましたね.PCB自作しても焼けねぇとか泣きじゃん.

BlackFinのboot方法はこの3つです.
 1)serial FLASH
 2)SPI master CPU
 3)UART
BF706評価ボードに実装されているのは1です.

3だと電源OFFで揮発しちゃうのでいまいちです.

2は、arduinoを脇に載せてarduinoにbootの手助けをしてもらえばいい.2を試してみようかなぁ.
2をやるとして、BlackFin開発環境のccesが2のbinaryを生成してくれなくちゃ始まりません.ccesのpropertiesを確認すると「SPI slave」という選択肢があります.これが2のbinaryを生成する設定でしょう.
というわけで、BF592自作基板を作って2番のISPを試してみようと思います.成果があったらupします.


かしこ

17 件のコメント:

  1. Blackfinの評価ボードにICE1000が乗っているのは、STMの評価ボードnucleoがST-Linkの機能を持っているのと同様の理由かと。なので、BlackfinにSerial FlashをのっけてJTAG/SWDを出しておけばよく、そこにつなぐJTAGエミュレータは評価ボードが使えるようになっているのではないでしょうか?

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    1. BF706評価ボードの実情をどこまで知ってるのかな?
      ダメな理由を何個も挙げられるのだけど、レスする気がおきない.

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  2. リンク先みたら、マイナーなボードで、先人が、ほぼいないやつ、ちょっと英語サイトさがして、こんなんなってました、と解析マンな神をコピーしてるだけのおいらには無理ゲー
    あのう、趣味でなく仕事してますか?のすごい人でてくるサイトみて、ついていけない

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  3. つまり、自動車DIYでいうと、こちとらオイル交換、プラグ交換レベルなのに空冷911ポルシェ修理とかついていけません

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  4. 前にも書いたような気がしますが、「BlackFin」って、
    ・設計が、2000年代初頭
    なので、、
    ・イマドキのインターフェースは、全く無い
    (「イマドキ」は、「USB一本(しかも『USB-C, USB3』)」で、
    開発からデバッグ書き込みまで all OK! ってなもんです。)
    のですよね、、、、、
    ※「自分だけ」では、何も出来なくて、「外部チップの助けが必要」って、
    古(いにしえ)のミニコンピュータ「VAX11」と言うのがありましたが、コイツも、
    ・自分だけでは何もできない(高速計算ができるだけ)
    ので、「起動、停止、ブートロード、状態管理」etc ... の為だけに、
    「PDP11」を、内蔵してました。
    これと構造的に、全く同じ(STM32系も、NucleoやDiscoveryで、同じようなじことやってます。まぁ、こっちも設計古いし(笑))なのが興味深いですね。

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    1. イマドキは、勿論、
      ・Flash内蔵
      なので、書きこんでしまえば、
      ・Chip / Unit 単体で、何事もなく動く
      のが当たり前。
      ※ESP32 なんて、 Unit自体に「USBインターフェース」持ってるし・・・至れり尽くせり。
      ※「ICE1000」って、実は中身が「Arduino」だったら笑うな。

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    2. FLASH載ってないんです.載っててくれよBlackFinよ.いまどきチャチいCPUだってFLASHのってるじゃんという虚脱感.

      USB-COMのFT232も中身はFLASHが載ったCPUなのじゃなかろうか.そんな気がするです.

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    3. >USB-COMのFT232
      FT232 も最近は、シリーズが多すぎて「ワケ分かんなく」なってます(インターフェースは、基本コンパチなのでどれでも動くのが救い)が、大型チップのやつに、
      ・プログラマブルI/O(汎用I/O、いわゆる GPIO)
      が、載ったやつありますよね。しかも、その設定が、
      ・内蔵フラッシュに保存
      と、これもまた「至れり尽くせり」
      ※秋月で、これ使った奴売ってたハズ

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    4. (大事なことを書き忘れた)
      なので、確かに、
      >中身はFLASHが載ったCPU
      じゃないかな?とは、私も思ってました。シリーズも多すぎるし(笑)
      ※これ、coreが「8051」だったら笑うな。中華製の「専用チップ」って、実は中身が「8051 core」の奴が、案外多い。「音声録再チップ」で、そういうのがある。(マニュアルにそう書いてある)
      そう言えば、「EZ-USB」も、そうだったような。(ライセンスとか、どうなってるのかは知りませんが。)

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    5. EZ-USB=8051でした.

      FT232もEZUSBもprogramming楽ちんです.USB接続する物なのであたり前田のクラッカー.

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  5. STM32系もPDP-11内蔵のあたりまでしかついていけない それはちがう

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    1. PDP11は伝説でしか知らない聖遺物です、わたしにとって.

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    2. ↑ の話は、この辺
      https://ja.wikipedia.org/wiki/VAX
      に、載ってます。
      ※診断プロセッサが載ってたのは、VAX-11/780 だけみたいですね。ちなみに私は、VAX-11/750 の、Ultrix(Unix)を、使ったことがあります。
      各国で、クローンが作られてたのは知らなかった。まぁ、オリジナルは all TTL で出来てるし、買ってバラせば「簡単に」作れたんだろうな・・・

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    3. かつての東側諸国のクローンが多いですね.
      さすがにロシア製真空管じゃ限界でしたか.TTLやECLがモアベター

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  6. ESP32は、arduinoより計算速いは、しってます。ラズパイpico積んでます

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    1. 明日からまたリフォーム脳に切り替えて泥んこになります.

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