夫婦の会話シリーズ（１） パートナーに寄り添う

はいっ、今週も夫婦の会話シリーズのお時間がやってまいりました．

先日、奥さんとノムネンのカウンターで飲んでた．その日のノムネンは空いてた．

奥さんには、女性起業家の友達がいる．奥さん本人は起業するとかいうほどガチでなにかやってるわけではない．ただ、フツーの主婦よりは女性起業家の方が面白いと思って付き合っているみたいだ．

奥さん　「ママ起業家っていう集団がいるんだけど、なんかすごく肩に力が入ってるのよ」

ひら　「・・・・」

奥　「育児してたから１０年ぶりに社会進出みたいな人だから異様に真剣なのよ」

ひ　「うわぁ～、めんどくさそう」

わたしが「めんどくせぇ」ゆうた理由はなにか？

起業するのは大変だ．うまくいかないこともある．

男子は不真面目なので死なない程度に手抜きする世間ずれした感覚を持っているけれど、女子って真面目なので熱心さのあまり潰れやすいんだな．とくに高学歴女子は世間ずれしてないわ高プライドだわで危ない．まして１０年間のフラストを発散するが如く全精力を傾けて起業とか、「今が勝負」などと思ってそうで暑苦しい．

ひ　「そうゆう奥さんって、パートナーに愚痴言ったり、抱えきれなくて泣きついたり、うざいんじゃないの？」

奥　「・・・・」

ひ　「だいたい愚痴とか悩みを聞くかどうかは内容によるぜ」

ひ　「生き死にみたいな運命だったら聞くけど、業務上の悩みなんか自分で処理しろよ」

奥　「あたしは仕事の話なんかしたって通じないからしないわ」

奥さんは、仕事の愚痴とか一切しない．

奥さんはアナウンサー系、わたしは回路屋なので話が通じない．

ひ　「婚活動画で『パートナーに寄り添える優しい男性』とかいう話題、くだらねぇ」

わたしは女子に全然優しくない男だ．

ひ　「あ、そうだ、いくみを褒めてあげよう」

いくみとは奥さんの愛称（仮名）である．

ひ　「俺はいくみの言うことで『くだらねぇ』と思ったことは一度もないぞ、それは偉いことだ」

奥　「だって面白いからあたしと結婚したんでしょ？」

ひ　「そう」

かしこ