東電から２年縛りさせてくれと電話が来る

かつて発送電分離を推進しようとした勢力を軽々と打ち負かした東電．我が世の春を謳歌していた東電．原子炉が爆発してしまって往年の輝きが失せてしまった東電．もはや発送電分離に対抗するパワーを失ってしまった東電．４月～の電力自由化に伴い、「東電と契約してちょうだい」と下手に出ている東電．ずいぶんと落ちぶれましたな．

言わせて貰おう、ざまぁみろ

すでに東電からは何回か電話を貰っているんだけど、「４月～２年契約してよぅ」という電話がまた来ました．なにか不明な点はありますでしょうか？と訊かれましたが、電力自由化については判らないことだらけです．

まず東電から事前に届いていたDMの内容は３点だそうです．
　１）　４月から電力自由化です
　２）　２年契約すれば年間￥７０００ぐらい安くなる
　３）　２年契約すれば商品券を１万円くれる
DMに書かれている３点についてはとくに異論はありません．そんなのは読めば判る．

だがしかし判らないのは、
　・他の電力会社ならどれだけ安くなるのかわからない
　・他の電力会社と契約した場合のサービス責任がどこにあるのかわからない
　・２年契約は長すぎる
　・判断材料が不足していて判断できない

東電の電話オペレータさんの回答によると、
　・サービス責任がどうなるかよくわからない　　（同じ質問はよくある）
　・途中契約破棄は￥５０００のペナルティが生じる
　・２年契約の長さを補償するために商品券をお渡しします

他の電力会社なら年間でどれだけ安くなるのか？　価格コムで調べてみましたらこんなでした．
　ミツウロコ　　　　－￥４４０００　　　300kWhをこえる　25円24銭
　JX　　　　　　　　－￥４１０００　　　300kWhをこえる　25円75銭
　東ガス　　　　　　－￥３５０００　　　350kWhをこえる　25円93銭
　アイグリッド　　　－￥３００００　　　300kWhをこえる　26円33銭
　イーレックス　　－￥２９０００　　　300kWhをこえる　27円24銭
　東燃　　　　　　　－￥１８０００　　　300kWhをこえる　28円43銭
　HTB　　　　　　　　－￥１８０００　　　300kWhをこえる　28円44銭
　東急　　　　　　　－￥１４０００　　　　300kWhをこえる　28円43銭
　東電　　　　　　　－￥１００００～８０００　　　12～38円

我が家の場合、季節により月間６００～９００ｋｗぐらい使うので、電気料を決めるファクターは３００ｋｗを超える部分の単価に左右されやすい．ゆえに300kwh超単価の安いミツウロコが有利．これだったらミツウロコにしようかなぁ．
ちなみにミツウロコとはヘビの鱗みたいな聞きなれない会社です．わたしの知るところでは伊勢原の実家におけるプロパンガスの供給元がミツウロコです．プロパン会社のえげつない営業手法はよくきく話ですがね、電気の営業手法はどうなのかしら？

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つぎに、ミツウロコの電力料金スキームからリアルに計算してみた．

【昨年某月の東電の月間電気料】
電気料実績　　　７２２ｋｈｗ　￥２１０１４（税込）

【来年度のミツウロコの月間電気料試算】
７２２ｋｗは同じとする
最低月額料金　　　　　　　　￥２３０
基本料金　　５０A　　　　　　￥１４０４
最初の120kWhまで 21円43銭　ｘ　１２０　＝　￥2572
120kWhをこえ300kWhまで 22円63銭　ｘ　１８０　＝　￥4073
300kWhをこえる 25円24銭　ｘ　４２２　＝　￥10651
以上合計　　￥１８９３０（税込）

【昨年の東電－来年度のミツウロコ差】
￥２１０１４　－　￥１８９３０　＝　￥２０８４　　　→年間で￥２５０００ぐらいお得

価格コムの￥４４０００は過大な見積もりのようだった．だがしかしミツウロコの安さを信じてもよさそうに思った．

＃これはミツウロコのステマではないのです．

かしこ


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