2016年11月6日日曜日

ニューハンプシャーにトランプ注意報が発令されました

なんと訂正の訂正です orz

訂正記事みたいなのを書いた翌日、11月7日の朝(日本時間)にまた情勢変化がありました.ヒラリーのメール問題を捜査していたFBI長官が「訴追はしないけど?」だってさ.まったくお騒がせなw

トランプ神風はこれにて終了で、ニューハンプシャー州を襲っていた台風は熱帯低気圧に変わり、トランプ注意報は今朝方解除されました.台風一過の晴天に恵まれ、大統領はヒラリーで決まりでしょう.

FBI長官のコミーさんは最初共和党からの圧力にやられ、その後民主党からの圧力にやられ、あとでヒラリー大統領からの仕返しで針のむしろになってしまうのではないでしょうか? もう転職活動中かな?


-----------以下は11月6日に書いた記事-------------

US大統領選挙について、11月3日に下の方にある記事をupしたんですが、間違いが在ったようですぐに記事の公開を取りやめました.

11月3日の時点でのひら予想では、フロリダとノースカロライナでトランプが逆転すればトランプ大統領の誕生と計算される、と書きました.そしらた、翌日に両州でトランプがサクッと逆転しちゃったんです.それでも、大統領選挙人数はヒラリー優勢のままでしたので、何かファジーな計算要素があるようで、ひら予想は間違いでした.

その後まだ2~3日しか経ってませんが、ジリジリとトランプが追い上げています.
下記で紹介した538というサイトには、現状がとても判り易く見えるチャートがあるんです.それがこれです.
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なにやら生物の小腸みたいです.左のブルーがヒラリーが制した選挙区(州)です.右のレッドがトランプが制した選挙区(州)です.着眼点は中央の点線部分です.この点線を越えた陣営が勝利者です.現状の点線が横切っているのは、NH(ニューハンプシャー)でこれをどちらが獲るかで勝者が決まるとこのサイトは予想しているわけです.
日本でトランプが1%逆転、などというニュースが流れるのは間違いじゃないですけど、より仔細にはニューハンプシャーがドキドキの爆心地であると知った上でUS大統領選挙を観戦したらより一層楽しみが増すのではないでしょうか?

ちなみに、11月3日の時点では、ネバダ、ノースカロライナ、フロリダまでがブルー(ヒラリー)だったんですよ.それがあっと云う間にレッド(トランプ)が3つの州で逆転優勢になったと、この推移はお見事でした.もっともそれはFBIの捜査のせいですがねw

というわけで、着目点はニューハンプシャーだけだよね、となってご当地の支持率は今どんななのか?

接戦とはいえど、ちょっと逆転はキツいかなぁ? う~ん、、、、 あと3日ですよねぇ.

ニューハンプシャーにトランプ注意報が発令

トランプに神風が吹くのか? 吹いてしまうのか? www



=========11月3日にupした記事 ここから===========

プーチンが年末に来日して、北方領土のうち2島返還に道筋をつけられるかどうか?というのが注目されています.そんなハナシができるのも、外交に興味が無いオバマさんがUS大統領だからなのかもしれません.次のUS大統領がヒラリーにせよトランプにせよ、「ロシアと平和条約なんか許さん!」と圧力をかけてくるのは明らかではないでしょうか?

オバマのうちに慌てて既成事実をつくれたら良いですが、急いては事をし損じるにならないようにお願いしたいものです.

さてUS大統領選挙ですが、ヒラリーのメール事件が再捜査になってヒラリーから票が逃げて、トランプとだいぶ接戦になってきたようですね.有権者の支持率でいえば、こんなです.その差はたったの3.7%.日本でも似た数字がニュースになっています.中には逆転したというニュースもあったりします.

実は有権者の支持率はあまり関係なくて、USの選挙制度が大統領選挙人(代議員)を選ぶようになっているので、全部で538人が選ばれる代議員のうち270人を獲ったら勝ちになるんです.代議員の予想獲得人数はこうなっていて、有権者の支持率よりもずいぶん格差があるようです.

ちなみにこのデータは、538というUSのサイトに日々更新されている情報です.
http://projects.fivethirtyeight.com/2016-election-forecast/?ex_cid=rrpromo

要は代議員の人数だよということで、同サイトにはこんな判りやすい図があるんです.
これはUSの地図なんですが、六角形の1つが代議員1名を表わしています.よくカリフォルニアは大票田だといいますが、確かにその通りでカリフォルニアだけで55人も総取りできちゃう仕組みになっています.逆に代議員が少ないアラスカはたったの3名ですな.これって人口比率なんでしょうかねぇ?
それで、青がヒラリー優勢で、赤がトランプ優勢の意味です.色が濃いほど優勢の度合いが高い.
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色が薄くてギリギリでヒラリー優勢の州は3つあります.
フロリダ               29名
ノースカロライナ   15名
ネバダ                 6名
上で、現状の代議員獲得予想は、ヒラリ:トランプ=301人:235人になっていましたから、もしもこの3州でトランプが勝つと、ヒラリーが50減って、トランプが50増えて、
ヒラリ:トランプ=251人:285人
になってしまい、トランプ逆転勝利になってしまいます.

ネバダなんか代議員がたったの6名ですから無視して、フロリダ+ノースカロライナの計44名をトランプが得たとしても、
ヒラリ:トランプ=257人:279人
でトランプ勝利と計算されます.

これはもしかしたらもしかするのではないかと、ドキドキしているわたしです.

ともかく、フロリダとノースカロライナだけに着目してりゃいいんだ! というわけで、この2州のいまの競り合いはこんなになっています.かなーり僅差じゃね?

これらが両方とも逆転したら、トランプ警報がピーピー鳴っちゃいます.
ドキドキするー


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