2018年11月17日土曜日

中華オシロ Hantek MSO7304BLG 不調修理 →バッテリ交換

身の回りに故障が多いです.軽く人生確変モードに入っているかもしれません.

Hantekという中華メーカーのオシロスコープ(4ch 300MHz)を使っています.買ったのは5年ぐらい前だったかと思います.ところが近頃、動作しなくなりました.オシロスコープを奪われてしまったらわたしの人生はほぼほぼ終了です.
症状の詳細:
 ・起動後にフリーズする.もちろん掃引などしない.
 ・自動校正モード(10分ぐらいかかる)をやると正常化する.
 ・あるいは設定初期化すると正常化する.

トラブルシュート経験豊富な読者の皆さんには何か匂ってきませんか? あれですよ、あれ、いつものあれ、よくあるあれ.

↓ほいだば分解へと.電源が見えます.
↓板金の切り欠き部分からメインボードを覗き込みます.BNCコネクタの裏側に位置するシールドケースにはADCなどのフロントエンドが納まっていると思われます.
↓メインボードにバックアップ用のリチウム電池CR2025が見えます.こいつめー
↓取り外して電圧を測定すると、、、なんじゃぁ0.27Vってのは? 変わり果てたリチウム電池さんの姿に涙します.
わたしのデスクの後ろには各種電池が用意されているので、焦らずゆっくり確実にCR2025を交換しました.

治りました.5年とはちょっと短い命だったかな.

かしこ

2 件のコメント:

  1. 中国は巨費を投じて自前で半導体製造しようとしてますが、トランプが必死に邪魔しようとしてますね。  その圧力でTELとか日本製の製造装置メーカーは、巨大中国市場に入れなくなって死んでしまうのでは、、、という見通しもあるようですね。

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    1. わたしは1987年に社会人を始めました.当時の日本製半導体は世界一でした.

      しかし今では、USで進む半導体メーカーの再編で何兆円も金が飛び交います.あれは日本人にはちょっと無理なセカイかなと思います.ソフトバンクがARMを3兆円で買収したときに驚いてしまうくらいが日本人の資本感覚の限界なのかなと.

      なのでUSの半導体メーカーの買収は難しいとしても、業績不振で割安な半導体メーカーなら日本にはありますね.製造装置や素材メーカーは先々どうなりますか.銀座のビルや北海道の水源地みたく買われませんように.

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