こんにちわ、久しぶりのにわかAVマニアです.
マルチwayスピーカーのための帯域分割回路をnetworkといいます.
電力回路ですから、小信号用で入手容易な小さなコイルでは焼けてしまいます.
巨大なコイルが必要です.
コイズミ無線で売られているnetwork用インダクタは決して安くありません.
↓このくらいならなんとか我慢できます.
わたしは「コイルぐらい自分で巻くよ」な人なのでコアと電線を買って巻き巻きします.
電線は入手できますけど、フェライトコアの入手はなかなか難しい.(コアを自分で焼結する猛者がいたら尊敬します)
RSやDigikeyでもなかなかお目当てのコアはありません.品種が少ないうえに価格が耐え難いほど高かったりもします.
そうゆう時には中華通販というわけで、EE35のコア+ボビンを買ったりします.EE35の名の由来は形状がE型であり、長辺サイズが35mmからきてます.EE16やEE40もある.
なお、中華通販でフェライトコアを買う時は輸送時にコアが割れて半分捨てる覚悟が必要です.(泣)
ただ、スピーカーの平均電力は1~2Wぐらいだけど、ドラムスがドンと鳴る瞬間の瞬時電力は数10W行っても不思議じゃないので、コアの磁気飽和を考えるとEE35では不足感があります.もっと巨大なコアが欲しい.
しかし中華通販であっても巨大なフェライトコアとなると高価で買う気になりません.素直にコイズミ無線のインダクタを買った方が安く済んでしまうって事にもなりかねません.
EEコアなんか探してないで、audio partsらしくドラム型コアを探せよと思う方多数でしょう.
↓こうゆう形状をDRコアと呼んだりします.ところがDRコアの巨大な品は流通量が少ないので入手性がさらに悪いです.TDKはディスコン.中華通販では非常に少ない.USは軍需向けだと思うんだけどまだ少し売られている程度.苦しいねぇ.
かしこ
>ドラム型コア
返信削除これこそ
「3Dプリンタ」
で、作れないのかな・・・ さすがに、これ自体を作るのは難しいと思いますが、焼き物みたく、
「焼結前」まで、3Dプリンタで作って、あとは「焼いたら」出来上がり、みたいなのは出来そうなんだけどな。焼くのも、簡易型では「魚焼きのグリル」がら、本格的なのは「七宝焼きの窯」とか、個人で持ってる人もいるし、実現不可能ではないような気がする。
プリントしてトースターで焼くとコアの出来上がりみたくお手軽だと助かります.
削除フェライトの粉体は、日立金属とか同和鉱業が作ってたよな記憶です.