2024年5月3日金曜日

今日だけゴジラ1.0やってる(アマプラ)

あらら、浜辺さん死んじゃった...

今日だけらしいのですが、アマプラにてゴジラ1.0見れます.

2時間尺のうちの半分まで来たところでゴジラ迎撃作戦が練られている.
無力だった主人公がやさぐれて少しやる気が出てきた.
ゆきかぜ艦長がでてきたのにはニヤリッとした.

全体的にゆったりとしたテンポで作られている.映画屋とアニメ屋の違うところだろう.

過去のゴジラ映画に寄せたのか、演技はややわざとらしい.俳優がセリフを喋りながら小走りにフレームインするようなのって、黒澤明の頃によく見た演出で苦笑する.

ヒューマンドラマ:破壊シーン=9:1なのはちょっとダルくね? まだ前半だけしか見てないけど.

終戦直後に設定した理由はなんだろう? 米軍がしゃしゃり出て来ず、物資不足の中で日本人がなんとかする物語にするため?

これは超えたぜ、すごいや、と唸らされるものは無さそう.シンゴジラの方が上玉だ.

後半戦へつづく・・・・

でたーっ、震電.

最終決戦までの尺が長いなぁ.あと30分切ったぞ.

放射線センサーブイの座標は「北緯35度03分東経139度41分」と言ってたと思う.此処なら震電で飛べるだろう.
と思ったらいきなり上陸.どこに上がったの?

生き残り艦隊の旗艦は雪風か・・・

特攻成功.ゴジラは形象崩壊.

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フツーぐらいかな.劇場に行かなくてよかった.この映画が映画として成り立つべく、まっとうな常識をお持ちの映画監督がお造りになりましたというところ.それで満足できる人は幸せでいいんじゃないの?

ヒラサカがよく云う、
 「超えてない、フツー」
 「こりゃスゲぇ、超えてるぜ」
この違いを説明しなくちゃなるまい.

比較対象として判り易いからシンゴジラを挙げると、、、これを見た瞬間「あ、超えた」と思った.無人電車爆弾のシーンなんだけど、いきなり画角が変わって往年の特撮みたくなっちゃって、はっきり言ってマンガです.それまでのシリアスシーンとは毛色が全然違う.
まっとうな常識人にはこんな滑稽を作れません.軽く狂ってなくちゃ作れない.ならば万事狂ってりゃイイのかというと、そんな事はなくて、狂態なんだけど一般観客の視聴回路にスルッと入ってきてしまう妙がこのシーンにはある.旬の作家が持つpowerってこうゆう事だなと思った.

対するゴジラ1.0の決戦シーンには山手線爆弾みたいなキチガイなんかまるで無いじゃん.残存艦隊と漁船で沈めて揚げて特攻成功とは、誠にもってごく普通.

わたしがガッツポーズ級に「超えた」と思ったのは「サマーフィルムにのって」だった.
映画を作るJKの物語なのだけど、ラストでは映画製作そのものを壊しちゃう.掛け値なしに超えてた.素晴らしかった.

というわけで、フツーの人のためのフツーの映画がゴジラ1.0でした.

はいっ、解散、解散

かしこ

3 件のコメント:

  1. スズキです。ハダシのあのシーンは、面白かったなあ。

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  2. 大工のゲンさん ゲーム

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