家が洪水になりました.
6月5日は大災害が来る日と預言されていました.スピ系界隈では「水」に関連する災害との説もありました.幸い何事も無かったので生き残れたことを祝いましょう.
大災害を免れた翌日のこと、、、時刻は18時ごろだったと思います.わたしを含め家族は在宅でした.
わたしは2階の部屋でアニメを流しながら仕事していました.
奥さんは1階のキッチンで調理中.
子供は部屋で何やってたのか知らない.
わたしがふと気づいたのは、「ザー」という低域寄りのホワイトノイズです.DACが暴走すると出るノイズに似ています.だけどスピーカーからは正常にセリフが流れているのでDACではないです.
3DプリンタのFANのベアリングが死んでノイズ出してるのか? これも違います.
どうやら部屋の中ではなさそう.
部屋の外に出たとたん、「ザー」が一気にvolume up!
わたしの目に飛び込んできた光景は、、、
階段の吹き抜けを塞いで自作したミニキッチンから、水が噴き出しています.床は水浸し.子供が出てきて「音がすごい」と喚いている.
階下の奥さんは「壁から水がでてくるー」と喚いている.
わたしは止水栓を閉じますが、水しぶきに身体を晒してびっしょりです.
出水は止まりましたが、120秒間ぐらいは水が出ていたので10リットルぐらいは放水されてしまったと思います.
タオルとバケツで回収した水は3リットルぐらいだったので、残りは床下を伝って階下へ流れてしまったわけです.自然乾燥するのを待つしかないです.
6月5日の「水の災害預言」を逃れた代わりに、我が家が洪水になってしまいました.我が家が犠牲になって大災害を食い止めましたので感謝してください.
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原因究明コーナー
止水栓から蛇口までをつないでいるフレキシブルホースの断裂が原因でした.ここから出水していました.いかにも内部からの爆裂っていう傷跡です.
構造は下地がゴムパイプで、その外にスチールの編組線がカバーしている、ウォシュレットの結線などに使われているのと同じようなものです.推定故障モードは、
1)編組線の若干の劣化がきっかけ
2)ゴムが水圧で膨張して編組線の劣化を助長した
3)ゴムが編組線を押し破り
4)ゴムがますます膨張し、ついに破裂した
というところ.
まさに動脈瘤で大出血の緊急手術.発見が早かったので一命をとりとめました.
なにしろ決壊時にわたしが在宅でよかったです.
この故障が数日間の留守宅で発生してたら被害規模がマジヤバかったと思います.石膏ボード製の階段の壁は溶け落ちてたでしょう.数10トンもの水が基礎に溜まって自然乾燥とか悠長なことは言ってられない.まさに床下浸水状態になっていたと思われます.
なおこのフレキパイプは中華製.マンションで水の事故が損害賠償になるような物件では中華製部品なんか使っちゃダメだね.
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復旧コーナー
同じフレキパイプでも金属製のものがあるのでそれに交換するだけですから復旧工事は簡単です.
↓手持ちの中古品を流用しました.新品も在庫してるけど長さがちょうどよかった中古品.
かしこ
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