人柱覚悟の特攻だぁ~!
渋谷シネクイントは上映2時間前で2人だった.
査定を行う.
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20:00
劇場、まもなく入場。
渋谷をハンズ→マークシティ→ロフトと歩くととても疲れる。
ミルキーサブウェイ上映中なんでロングランですね。
映写室が縦長でスクリーンが遠すぎる。観客10人ぐらい。
明日から新宿で「ソドムの市」やるという情報をキャッチ。みんなも行きなよ。
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見終わり。
意外にも評価点があった。
story破綻してない。
水彩ストーリーボード風背景画には価値なし。
画角狭い。
花火綺麗だった。
詳細は帰宅してから。
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帰宅.
あらすじ:
三浦市にある花火師の家族.開店休業状態であり、道路工事で用地買収されようとしてもいる.
次男は最高の花火を追う.トモダチ女子も最高の花火を追う.
三浦市による強制代執行の日、最高の花火の打ち上げに成功する.
これだけ!
まず評価点を3つ挙げる
1)花火のシーンがよかった
2)けっこう無茶苦茶
3)作りたいテーマなんかない、映像を作りたい熱意だけ
徹頭徹尾「最高の花火をどうやったら作れるか?」だけの簡単なstory.恋愛要素は無いといってよいだろう.
1)ラストで花火に成功するんだけど、このシーンはよかった.
2)花火打ち上げで火災が発生した自宅と共に次男は焼け死ぬ.けっこう無茶苦茶.
それでな、この監督は初期新海誠ファンだな.
自分も新海誠みたいな映像つくりたーいっていう熱意だけでしょ本作は.
3)テーマなんか持ってないところも初期新海ファンゆえだ.
木漏れ日の照り返しを受ける人物の陰を緑色で描くのは「言の葉の庭」で新海がやったのを引用している.
ならば、新海ファンが作ってみたという映像はどうったのか?
花火シーンを除くと、サクッと劣化コピーだった.
水彩画風の背景は日本画家である監督の工夫なのかと思ったのだが、別に効果的ではなかったし、ああいう画風は過去のアニメにおいて既出だった.
それでまた「言の葉」が出るんだけど、山本二三という有名な背景画家に頼んで「言の葉」は作られた.山本二三の画は水彩画っぽいんで、あ~本作もそこ狙ってますぅ?って感じざるを得なかった.
画面レイアウトがイマイチなんだなこれが.いやもう新海オマージュでこの程度か?と劇場の椅子から半分ズリ落ちてたオレ.
とにかくどの場面も画角が狭い.スナップ写真みたいなんだ.
スナップ写真は2つに分けられる.
・仲の良い友人同士が撮影したスナップ写真
・ただ場に居た参加者が傍観者的に撮影したスナップ写真
本作の画面レイアウトは延々と前者しかない.
時としてロング、時としてアップ、時としてミドル、それを有機的に繋がなくちゃ映画にならんだろうっていうハナシだよ.ところが本作はミドルショットばっかり.退屈だった.
時間制御は一切なし.アニメの技術とか歴史を学んでいないんだと思う.時間制御するとかしないとかいう着眼が無しで作られている.それは稚拙なことだ.
押井守を引用すると、
「キャラの主観時間をフィルムに定着しないと映画にならない」
本作はこれを全くできていない.だから映画になってないんだよ.
ラストの花火を例外として、日本のアニメ制作リソースを金で買えば誰にでも出来てしまう映像のレベルであった.
ニュートラルな点
storyが破綻してなかった.
「最高の花火」が駆動力である本作において、ラストで最高の花火を描写するのに成功した.
だとするならば、「storyが破綻しているとは誰にも言えない」ということだ.
ダメな点
キャラに全く感情移入できない.
もっともこれはZ世代向けにカスタマイズされた描写なのかもしれない.
「生身のオンナサイコー」であざとい疑似恋愛女子に熱を上げるチェンソーレゼがバカ受けしているのには意外なZ世代の姿を垣間見た思いであるが、、、Z世代の本来の志向は本作のキャラみたくヒトの内側に踏み込む熱意をなるべく抑えた人間関係がベースラインなんじゃないのかね?
総合評価
5点満点で3点とする.
あでゅ~


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