2014年1月28日火曜日

RNAを導入して癌の正常細胞化ができるとはすごい

どうやって患部の細胞にRNAを入れるのかっていう課題はまだあるのだろうけど、鳥取大学が癌を正常細胞化する手段を発見したとのビッグなニュースです.   http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=353873&lindID=5

記事によると、「単一のマイクロRNAを悪性度の高い未分化癌に導入すると、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを、世界で初めて発見しました」とのことです.まだマウスの実験らしいが.

山中氏によるiPS細胞はたった4つの遺伝子がES細胞へ変換するスイッチでした.今度はたった一つのRNAが癌の正常化のスイッチになるということで、なんか意外に単純なスイッチがあるみたいです.

たった一つのスイッチで正常化してしまうほど、癌細胞に正気が残っているということに驚きます.敵キャラと主人公との死闘によって、敵の心にわずかに残った正義の心が発動して戦いが終わる、アニメによくあるようなstoryです.ダースベイダーもそうでした.

点滴で癌が治るといいですね.

かしこ


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8 件のコメント:

  1. DNA と RNA について調べてみました。
    DNAは言わばCDROMであり そこから 3種類のRNAがデータを写し取ったり、材料を運んできたり、目的物を合成したりするそうです。
    体内で働くアミノ酸やホルモン、その他の必要な物質を生産するので、生きていけるのです。

    癌は20歳を超えた時分には、毎日1000を超える癌が発生し、自動的に殺されて、生きているのですが、それが退治できなくなり、増え始めたのが癌でする

    イタリアのシンチモニー氏はその★一つに細菌、鵞口瘡菌があると言い、患部をくるみ込む性質があって、そうなると、自浄作用が、効きにくくなって、組織が増大、酸欠になって、血管を引き込む因子を作って、血管が増えます。
    これらの患部は、ベーキングソーダ(炭酸ソーダ)で粘膜が破壊され、菌体が露出するので、割と簡単に直せるそうです。(他にも種類がありそれらの機序は違います)、
    Youtube メリカサイトには ベーキングソーダを常用して 癌予防をしている 自称医者も見受けられます。
    また、抗ガン剤 放射線は 医療関係者は自分に 被曝するのを極端に嫌い、
    抗ガン剤の目的も5年生存率で、タカジンはそれもかなえられませんでした。(黙祷)
    日本では無理ですが、麻には3種類ほど有り、日本種には有害成分が極端に少ないのに禁止されています。(軽い麻薬的薬効を示す物、示さない物、てんかんに特攻的に効く物、が有りメリカでも州によって扱いが異なります)
    (古くからの神事には、神聖な物として扱われており、民間では、良質の繊維材料になっていたのですが、メリカで、化学繊維の台頭とともに、禁止されました)

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    1. ES細胞と iPS細胞 について、
      以前のクローン技術では初めは判らなかったのですが、
      生まれた赤ちゃんはその時からES細胞化したときの年齢を持って居り、なぜか短命だ有り、生殖機能もほとんど無かったようです。

      最近の技術はそれを乗り越えたのでしょうか?

      たとえ乗り越えても、自己臓器移植以外の用途には使ってはいけません。

      ツバメは、帰来後同じ配偶者とで有ったとして、約25~30羽の雛を育て、
      渡りをして最後には2羽になると言う淘汰を繰り返し種の生命力を保っています。

      人類だけが、狡をしている今日、人類の消滅は近いかもしれないし、或いは、ミュータント化するかもしれません。(そうなればおもしろそう)

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    2. iPS細胞で初期化には成功したけど、どうやって分化させるかはこれから研究しますと、そういう段階か思っております.なので応用はまだまだ.

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  2. ソニーOB:佐藤2014年1月28日 17:10

    ソニー格付け「投機的」 フィッチに続きムーディーズも
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-00000031-asahi-bus_all

    ソニーもとうとう格下げだとか。
    ずいぶん前からメディカル関連やってはいますが、なかなか日の目を見ないのでしょうか。
    そろそろ花火が?と思いつつもなんらニュースが無いですね。
    株主としては困りものです。

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    1. あらま、ざんねんです.ソニーの場合はやりようはあるんですがね.エレキを1/5ぐらいに減らせばいいという.長期的に沈むだけですが格付けは短期的に上がるという.TOPとかかまされませぬように.

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  3. 随分と昔の話になりますが、ナノピコ教室の問題でBASIC一行のプログラムで自分自身のメモリーを一杯にしてしまうプログラム、というものがありました。

    その正解のひとつをパソコンに打ち込みましたところ、確かにメモリーを一杯にしてプログラムは止まるのですが、画面に表示される内容が走らせる度に違うことに気付きました。

    このプログラムを「cancer」と名付けたところまではよかったのですが、暫くして正解を写し間違えたことに気付き、それを直してしまいました。すると、そのプログラムは「プログラム自身をメモリーにコピーして一杯にしてしまうもの」だったことに初めて気付きました。

    おかげでどうすれば癌になる原因は未だ解りません!

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  4. 調べてみると判りますが、癌という定義はないのです。
    言ってみればある組織群が際限なく増殖をし、血管を引き込み更に増え続けて、回りの組織、神経血管を圧迫して本来の生存機能を失わせると言うことです。
    それ以外にはっきりしているのは増殖速度が速く多くの酸素や栄養を必要とするので、その領域の温度を上げれば、正常細胞は異常が無く癌と言われる組織は、酸欠で自滅するのが確認されています。
    それら以外に白血球減少(造血機能障害)とメラノーマは特別で癌とは違うがやはりよく似た機序で生死に関わります。
    骨髄移植の治療はドナーの骨に穴を開け骨髄組織を吸い出して、点滴で患者に与えます。
    (なんかちぐはぐな方法のような感じがします)
    メラノーマは黒色細胞(メラニンを多く含む)がレーザーを吸収しやすいので場所さえ判れば、スポット照射で蒸発します。
    以前左手首にそれらしき小さいのが出来て、
    (丸くふくらんだのは扁平組織ですがそれは、ギザギザのとんがり山形状で3φ位でした)
    アイスクリームに付いてきたドライアイスで5回氷結、解凍を繰り返すと
    (因子が流れ出したら困るので、凍結で回りより1mm位多めにして、細胞を破壊したつもりです)、
    ポロリと取れて皮膚のピンク状部分が残った状態になり、しばらく観察を続けましたが、一度薄く黒か茶色に成ったので、ちょっと心配しましたが、
    現在は0.5φ位の薄い老人斑風になり、形状も安定(普通の皮膚と換わらない)しているので、おそらくもう大丈夫でしょう。

    以前書いたかと思うんですが、冷媒ガスで指先二本が凍ったことがあり、揉んでなおしました。
    1回の凍結では損傷は残るが、生き返るので、今回は5回にしました。

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    1. 足裏の魚の目を窒素冷凍で治療したことがあります

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