2017年5月12日金曜日

京都へ 祇園・建仁寺・崇徳天皇御廟

上賀茂神社をあとにし、バスで祇園へ向かったら四条が渋滞で45分もかかっちゃった.

↓祇園には何回も訪れているのですがいつも不思議なのがこの竹細工による意匠です.扉の無いこの中には何が入っているんだろう? 築浅物件だとエアコン室外機やガスメーターが納められているケースがあるものの、古い物件は謎なのよ.

↓祇園の南側にある建仁寺を見学.写真撮影自由なのがここの良いところ.

↓これって社会や美術の教科書に載ってましたね.建仁寺所蔵だったのです.ただしこれは模造品でした.奥に本物がありました.
↓庭園を観るベストポジションは主の視点から.
 

今回の京都旅行でお寺を見学したのはここだけでした.

ひら的にはお寺は人間臭くて苦手です.お寺は人が住んで修行する場所ですから.

それに比べて神社は、本来的に人の寄るべき場所ではなく、禊を済ませた神職だけが神様のお傍にお仕え出来るようになっている.その清浄さがいい感じ.

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祇園へ来たのはもう一つ目的がありました.平将門・菅原道真と並ぶ日本三大怨霊と云われる崇徳天皇の御廟があるんです.崇徳天皇を祀った白峰神社は別の場所にあるんですけど、なぜか祇園に御廟がある.たぶんここがオリジナルの御廟なんだろう.なぜなら白峰神社は明治時代になって建立されたのですから.
平将門は、触らなければ祟りなしなところがあります.菅原道真は、呪いを遺したわけではないが、道真の流刑を決めた関係者が事故や病死で全滅したと伝えられています.
それらに比較すると、崇徳天皇は洒落にならん呪詛レベルかと思います.天皇から強引に引き摺り下ろされ流刑になり、京に戻りたいと手紙を書いたが突き返され、天皇家を滅ぼしてやると言い残して死んだ.その後100年ごとに起きる京の動乱は崇徳天皇の祟りではないかと畏れられました.

かしこ

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