みんながわたしに怒っているようだ.ギャハハ
まずは新鮮な話題から書こう.
6~7月にかけて、民生委員に登録しているご老人宅を訪問する業務がある.だがしかし、なぜか家に居ない老人はいつも居ないんだよ.実際に会って、ちょいと確認すべき事があるのでとにかく会いたいんだけど、居ないのでは仕方が無い.
民生委員の同僚曰く、3回訪問しても不在ならあきらめる、という基準は口頭で伝授されてもいる.
以下はそんな会えないご老人に関するトラブルである.(ご本人は真剣なのだろうが、真剣になる場面が狂っているという意味で嗤うしかない)
1回目の訪問をしたとき、相手は在宅であった.玄関口のインターフォンで会話が出来たのだが「今は休んでいる」とのことで、また訪問すると伝えて去った.2回目に訪問したときは応答なし、留守であった.
面会するのが目的ではあるが、配布すべき物もあるので、配布物を封筒に入れ、封筒にメッセージを書いてポストに投函した.
その後、雑忙に紛れて1週間ぐらい経った今日、その不在老人から不穏なFAXが届いた.
そのFAX曰く、
連絡先に電話したが繋がらない ←留守電になってるんだがなw
すぐに繋がる電話番号をFAXで教えなさい ←なんで命令口調?激怒している
トチ狂ってやがる.
ならば速攻でFAXしてやろうと思い、
「教えなさい」ですか、こちらは留守電になってます.03-xxx-xxxx
とぶっきらぼうなFAXを送った.
さらに、老人には遅めの21時だがFAXに続いて電話をした.
そしたら相手が出たのよ.連絡先を知りたいとの事なので電話をした、と述べたら.
「もう忘れました」 プツッ、ツーツーツー
だってさ.なんだよそれは.要求を忘れたのか、電話が繋がらない怒りを忘れたのか、日本語を忘れたのか、、、「何を」忘れたのかぐらいは語って欲しかった.
もう一度電話したが応答がない.留守電のようなのでこちらの電話番号を伝えて、やがて相手の電話が切れた.
そうかそうか、電話で苦情も云えないくらい心が細いのか.それではface to faceではなおさら目を見て苦情を述べる勇気もあるまい.これではもう訪問しない方が相手のためかもしれんな.
トチ狂ってやがる.
追記: こちらが留守電にすらなっておらず、電話が不通だったならばこちらに非があるだろうが、そうではない.この老人は、こちらの留守電メッセージを間違いなく最後まで聴いたはずなのである.なぜならこちらの留守電メッセージを最後まで聴かないとFAXと共通番号だと知る由がないからだ.この老人は留守電メッセージを聴いた上で、留守電メッセージを残さずに、FAXで抗議して来たはずなのだ.
ゆえに、この老人は「民生委員に電話をしたら民生委員が電話口に出なければ許さない」と主張したいのだと推察される.クレジットカードの24時間サービス電話じゃないんだから、いちいち電話に出れるとは限らない.それはどの民生委員でも同じ事情だろう.
好意的に解釈するならば民生委員サービスの仕組みをご存じないゆえのお怒りといったところかもしれないが、高齢者にありがちな激高モードなのかもしれない.後者だとすると医療専門家でないと手に負えなかろう.いずれにせよ、こちらの折り返し電話を相手が切ってしまったので、真相をinterviewすることは出来なくなった.再訪問するのも相手の心情を推察するとはばかられる.
さらに、この老人は必ず繋がる電話番号すなわちケータイ電話番号を教えろと云いたいようだ.そんなの教えないよ.まして「教えなさい」なんてつっかかってくる激高モードの相手にはね.
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経緯は後日報告するけど、まだ意思表明してないけど、さほど遠くない未来にわたしは民生委員を辞める.上記の「忘れました事件」が在ったから辞めるのではなくて、とにかく関わってはならないとわたしのゴーストがささやくのよ.
民生委員を辞めることを許さない、などというどこかのブラックバイトのような羽交い絞めにされたらそれはそれで大喜びで当ブログの記事に書くが、そんな推移はするまい.
以下は、民生委員はキモイ、という話である.
先日、目黒区長と民生委員の懇親会みたいなのがあった.地区ごとに開催されるので、各地区の民生委員約20名全員が懇親会に参加する.要するに、公権力者に面会でき、お礼を言われるのが嬉しいというイベントなのだ.バカバカしい.
様々な業務のある民生委員だが、区長からお礼を言われる業務ほどくだらない業務は無いと思う.これはヒラサカの絶対の信念である.
では民生委員の最重要な業務は何か? それは、ご老人の生活上の課題解決のため行政と連携することである、その認識でだいたい合っているはずだ.その最重要業務に比較すると、区長からお礼を言ってもらう業務なんか何の意味もない.チョコボールの銀のエンゼルの方が10倍は喜ばしい、わたしにとって.
だけど、民生委員諸氏は、区長や役人からお礼を言ってもらうのが大好きなんだ.
それを知っているので、どんな反応するのかな?と興味があって、その区長懇親会をわざと無断欠席したのよ.
そしたら、区長懇親会の直前と直後にケータイに電話がかかってきた.(無視した)
さらに後で知ったのだが、「ヒラサカは何故来ないのだ」と騒ぎになってたそうだ.
さらにとあるセンパイから「無断欠席はするな」と苦情を言われた.
さらにとあるセンパイから「なにやら非難がましい目」で見られた.
アナルの小さい奴等だろうとは思っていたが、想像を超える反応を得た.
判りやすい反論をひとつしておこうかな.
民生委員には月例の連絡会議がある.これは重要だと思うので、わたしは全部出席している.だが、この月例会議を無断欠席しても、「別にいいけど」という反応なのが実情なのだ.なのに区長との懇親会を無断欠席すると「ヒラサカはどうしたんだ騒動」になるのが実情なのだ.
月例会議と区長懇親会とどっちが重要なのか? 少しは考えてみたらどうだろうか? 正しいマネジメントは、月例会議にはなんとしても出席していただきたいが、区長懇親会は自由参加でよい、であるはずだ.
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さらに後日談を書こう.
民生委員の地区リーダーに直訴したの.直訴内容は、、、
オレは区長懇親会なんかどうでもよいと思う.ついては、ヒラサカだけを特別扱いしてくれ.老人訪問業務と月例会議は行うが、それ以外の業務はお断りする.嫌ならとっととクビにしてくれ.求人難な民生委員だ、オレ一人のちっぽけな我儘ぐらい認めてもいいだろう?
(ちなみに、目黒区の民生委員の3年任期のうち半年経った時点で、5%の民生委員が欠員になっていることを名簿で確認した.このペースで推移すると3年任期の末期には26%の欠員と計算される.厳しいねぇ)
ひら直訴に対する地区リーダーの回答は、ゼロ回答だった.理由は、、、
・各業務には意味がある.業務に貴賎はない
・地区リーダーには業務の貴賎を決める権限がない
・ゆえにヒラサカの要求には一切応じられない
・民生委員組織が民生委員を解雇する権限がない
これは、、、役人病だ.役人じゃないのに役人と同化している.
こういう人って不思議なんだよなぁ.役人の生き様と同化してしまうくらいに役人の生き様が好きで好きで仕方ないのなら、どうして自らが役人にならなかったんだろう? 役人を取り巻くスタッフになって役人と仲良くすることで満足を得られるその人生観がさっぱり理解できない.
地域社会にはこういう輩がたくさん居る.キモイ
またupdateしますね
かしこ
お疲れ様です。
返信削除そして20年後に気難しいじじいに平坂さんがなるのであった。
子供時代を除いて、わたしには気難しくなかった時代は無かったと思います.騒動を起こしたらちゃんと白黒つけないとね.
削除今般の老人は白黒つける気がないくせに、衝動的にFAXを送りつけちゃったものだから「はいはい何でしょうか?」と問われただけでしり込みしちゃったんだろうなぁ.
しかし、理不尽な怒りをぶつけられたわたしの気持ちをどこへぶつけたらよいのだろう.そうだ、まずは民生委員辞めることから始めよう!
むーん。民生委員制度の欠陥をつくむつかしい問題ですなあ。わたくし個人としては
返信削除民生委員さんには感謝の念しかありません。悪いのは、旧態依然とした制度の
に負んぶに抱っこの周囲の人たちデス。
志願したら喜ばれると思います.定年は75歳だったりと自治体により様々です.ぜひどうぞどうぞ.
削除謹んでお断りいたしたく御座候。
削除1年だけ、いや半年だけでも、
削除いやこれ、すげーウケました。
返信削除というのも、会社で全く同じような話があって、かいつまんでいうと、
・偉いヒトが出る会議は、欠席まかりならぬ
・でも、その手の会議に限って「既知のことしか議題がないので、出ても意味がない(せいぜい、メールか議事録で事が足りる)」
というもので、どう考えても「召集者が、偉いヒトにアピールしてるだけにしか見えない」
というものでした。
まぁ、こんな奴らが幅を効かしている組織に未来は無いな・・・・・
・偉いヒトが出る会議は、欠席まかりならぬ
削除でたー、儀式至上主義者.笑える
権限行使のベクトルの狂った人がリーダーになるとてもかったるいdeath.