【自動運転】マシンとのリアルバトルの始まり
わたしが云いたかったことは、
賠償責任をオーナーからメーカーへすげかえるという厄介なテーマを日本の官僚がスピーディーに処置できるとは思えない.損保とかPLの法整備がプアなままで自動運転が解禁されたりとかはホントやめてほしい.
2018年のいま、自動運転法案が具体化されつつあるようで、法案の中身をニュースで見かけるようになりました.
↓これは今日のニュースです.
2020年をめどに、高速道路や一部地域での自動運転の実用化を目指し、ドライブレコーダーなどのデータ記録装置の搭載を義務化.原因がシステムの欠陥の場合は保険会社がメーカーに損害賠償を請求できる.
へー、意外に進捗しているようで、2020年になんとかする気のご様子.(ドラレコ屋の株価は上昇w)
#こちらの自動運転についてのレポートは読み応えがあります.
わたしは自動運転車との付き合い方をこうしたいと望んでいます.
レベル4以下の自動運転ではオーナーに監視義務があるそうです.でも、事故る直前にハンドル渡されたら余計に酷い事故を起こすだけですから、監視義務なんか持たされたって対処できなくて迷惑千万です.そんな自動運転なら使う気になりません.
なので全部お任せのレベル5なら自動運転を使いたい.全部お任せなのだから、自動運転車の事故は全部メーカー帰責でヨロシク.無料で責任を負えとは云わないから、任意保険の支払先を損保から自動車メーカーに切り替えてあげましょう.
なので、今日のニュースの法案が賠償責任に踏み込んだ点を評価したいと思います.
自動車メーカーは賠償責任をとことん避けるでしょうから、「原因がシステムの欠陥の場合は保険会社がメーカーに損害賠償を請求できる」というのは妥協案としては仕方ないところなのでしょう.それが蟻の一穴になって、将来は全部メーカー帰責になりますように.
わたしがメーカー帰責にこだわる理由は、自動運転車を最も必要としているのは、地方在住の老人だと思うからです.電車は1時間に一本しか来ないし、ショッピングセンターは駅から離れてるし、お弁当買うのにTAXIなんか使わんし、無理して運転すりゃ小学生の列に突っ込んでしまうし、、、それが地方老人の境遇.だから過疎と高齢化への対処として、AIカーを地方の高齢者に普及促進するのはアリだと思うんだがなぁ.判断能力の衰えた高齢者に監視責任や賠償責任なんかあるわけないのは言わずもがなってことでヨロシク.
賠償責任についてはこんなところでおしまいです.
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レベル5の自動運転車が普及したら、クルマを買い替えるか?
わたしは買わないと思います.
その代わり、自分の玄関前までレンタカーに自走させます.返却時は自宅前から一人で帰ってもらいます.ガレージが空っぽになってうれぴ~.
クルマ売れなくなるだろうね.都心の駐車場需要も激減するだろうね.
エイメン
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