2020年4月14日火曜日

STM32でDCCを作る方向で (1) 開発環境STM32CubeIDEを試す

告知です.
コミケ99にて当社のDDC/DACを頒布いたします.
  日付   2021年12月31日(金) 東地区 テ-40b  東5ホール
  サークル名    bangflat
コミケにお越しの際はお立ち寄りいただけますとありがたいです.
商品紹介ページを作りました.

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ES-USBでDCCを作るのは不可能ではないがmaster clockでDACを動かすことが出来そうにない.→こちら

そこでSTM32でDCCにトライする.(NXPにも同様のCPUはあるが入手性はSTMが優秀)

USB2.0 high speedで動くCPUで最も軽いのはSTM32F205だと思う.

最終的にSTM32F205を動かしたいが、まずは既製品の開発boardを購入して動かすのがお手軽だ.NUCLEOで売られているのはSYM32F207だ.207は205にethernetがプラスされた感じなので207でDCCを開発し、プリント基板を自作するときに205を使えばいいだろう.
↓207が載ったNucleoは送料と消費税で¥3500を超える.たっけぇなぁ~(型名NUCLEO-F207ZG

一回飲みに行けるぐらいの¥3500を発注する前に、開発環境について学んでおくのがよろしかろう.
↓実は、昔もらったけど使ってなかったNucleoで、STM32F401が載った物を持ってたりする.401は205や207と近い構成である.これで練習しようっと.(型名NUCLEO-F401RE

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開発環境(IDE)は、IARやKeilが出しているみたいよ.でもフリーライセンスだと機能制限があるんじゃないのかね?

けれど、STM自作IDEがあるみたいなので、まずはそれを試してみることにする.
https://www.st.com/ja/development-tools/stm32cubeide.html#get-software
ここには2つある.
  STM32CubeIDE
  STM32CubeMX
MXは何をするtoolなのかよくわからないのだが、雛形codeを吐き出してくれるとかそんなものかな?

MXを使ってみた.peripheralの各種設定をGUIでやれるtoolだ.
例えばclock treeの設定はこんな画面が表示され、セレクタをクリックしたりPLL割数を入力したりすればOKというこの便利さは一体なんなんだ?
STM32CubeIDEは、STが2017年に買収したAtollicの技術が活用されており、オープン・ライセンス条件で提供される、とのことである.

こんな面白い大人のおもちゃを無料で使えるなんてうれしい限りじゃ.

音よ出でよ!

かしこ

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