今回は、新たに開発されつつある謎の推進装置についてです.wiredの有料記事で紹介された他には、まだあまり取り沙汰されていない案件と思われます.
現代物理学の掟破りな謎の推進装置というと、数年前から真贋論争されているEMドライブが有名ですが、今回のそれはEMドライブとは異なります.
EMドライブは、チャンバーの中にマイクロ波を注入すると微量ながら推力が生じるとされるものです.ガスやイオンのような推進剤が不要なところがメリットです.
EMドライブに関するナショジオのこちらの記事にコメントが載っているジム・ウッドワードが此処で取り上げる新しい推進装置の開発者なのです.
wiredの記事は2020.12.8にupされたてです. →こちら 有料記事なので最後まで読めないのが残念です.新しい推進装置はメガドライブと呼ぶそうです.ネーミングがナイス.
別の情報が無いかと検索したら、こんな日本語サイトがありました.英文の自動翻訳のようです.
そのサイトに載っているこの写真がメガドライブです.EMドライブとは全然異なりますね.構造は、ピエゾと電極を多層化したものだそうです.簡単でいいですね.
これに高周波電圧を加えると、まずピエゾが物理的に振動します.それと同時に、コンデンサが充放電されることによる相対論的質量増減も微小ですが生じます.この2つの効果が位相マッチングするように周波数と電圧を調整すると「マッハの原理」によって微小な推力が生じる、、、そういった装置だそうです.簡単でいいですね.EMドライブもメガドライブもそうなのですが、推力があまりにも微小なので、現在知られている物理法則に補正項を付け足すべきであるかどうかについて、懐疑的な物理学者が多いそうです.まぁ無理もないですが.
「マッハの原理」とは何でしょうか?
あいにくわたしにはさっぱり不明です.
アインシュタインは等価原理において、重力と加速度は同じと仮定しましたが、ウッドワード博士はそれに対して、ちょっと違くない?と思っているみたいです.
こちらにもメガドライブを取り上げた記事があります.
宇宙へはばたけ、メガドライブ.
かしこ
>アインシュタインは等価原理において、重力と加速度は同じと仮定しましたが、
返信削除>ウッドワード博士はそれに対して、ちょっと違くない?と思っている
電磁気学の基礎である「マックスウェル方程式」には、補正項がある
(諸説あるのですが、それにより、いわゆる逆起電力が、入力エネルギーよりも
大きくなる場合があり「それを利用した」と、称するフリエネ装置がある。)
と言われていますが、「重力系」にも、そういう話があったのですね。
※こんなのイロイロ認めてたら、現在の諸権威が「総崩れ」になるので、
どの学会も認めないんだろうな・・・
まぁある意味「物理法則が、根底から覆るみたいな話」なので
個人的には、そうなったほうが面白いと思ってますがw
(って、ホントは「タダの、人類の無知がさらけ出されるだけ」なんですが)
マクスウェル方程式から電力を取り出せたら簡単にフリエネ装置が出来て便利です.なんとかならんものか...
削除不確定性原理もとある条件では崩れてしまうらしいです.
変態科学者にがんばってもらいましょう.
お馬鹿な質問をご勘弁^^;)。
削除永久磁石の間には磁場が働いてるんですよね。
あれって、(たとえ物凄く微量でも)電気にならないいんでしょうか?。
ウチにはまだ、サターンとゲームギアとDC(現役!)があります。
磁力は吸引したり反発したりが一度きりなのでイマイチです.
削除自発的にSとNが入れ替わる永久磁石が在ったらフリエネになれるんですが.
その3機ではサターン持ってました.あまり使わなかったけど.
削除