あれぇ、もうピークアウト?
先日、3.5万超えをの実力を見せてくれたBA5でしたが、本日の東京PCRは31,593でした.なんかシャキッとしません.BA5はもう終わりか、このォ.
BA2.75という新株がケンタウロスというかっこいい名称で新登場しました.しかもこのケンタウロスはBA5の3倍の感染力をお持ちだそうで、さすがは神話.
ギリシャ文字シリーズで行くはずが、亜種への名づけがギリシャ神話シリーズになってしまうとは迂闊です.早く「ナイキ」を出せ.「ガイア」「ポセイドン」「エロース」とかどんどんおやりください.
Twitterで昨夜「#早く緊急事態宣言を出してください」というタグが上位に出てきて、「バカは死んでも治らんなぁ」と思ったものですが、今のところはそんなバカの言いなりにはなりそうにありません.現在、国民の大多数は行動制限を否定しているそうです.
大多数が行動制限を否定しているのは良い事ですが、1年前や2年前を振り返るとなんだかご都合主義な掌返しって感じは否めません.
2年前は、他県ナンバー攻撃してた奴とか、ホリエモン成敗餃子店(後に精神やられる)とか、そんなキモい奴らがうようよしてました.
1年前のスガ官邸は、浮足立つ世論に圧されて「飲みに行くな」とか、死に村こと西村に至っては「飲食店を反社扱いする」とまで言う始末.
あの滅茶苦茶だった頃だって、冷静に考えれば「そこまでしなくたっていいじゃん」と分析できたんじゃぁないですか?
冷静でなかった多くの日本人が、何に安心したのか知らねぇけど現在は行動制限に反対してる.わたしは納得いきませんね.
その掌返しは、たぶんこういうことでしょう.
過去:行動制限してるから現状維持で行動制限に賛成
現在:行動制限してないから現状維持で行動制限に反対
それを惰性と呼びます.何も考えてない.
「BA5の死亡率が少ないという数字に基づく」と主張したい人もいるだろうけど、それは後付け理論だな.「デルタは怖い」という一神教信者が、デルタが消えた今頃になって「数字がぁ」とか後付け理論を騙っているだけです.なぜならデルタ株だって、きちんと数字を見れば交通事故程度のリスクだとあの騒動の最中でも察知できたはずですから.数字なんか見てないのさ.
何千万人もの市井の人々を支配する本質は自ら進んで社会に縛られようとする意識でしょう.
政府が行動制限→企業が行動制限→コロナに罹ると顰蹙だ→行動制限に従う→意識調査で行動制限に賛成と回答する→LOOP
という流れのpositive feedbackです.
困るのは、この意識形成に自己判断が無いってことです.
スガ官邸にだけ判断があって、そこから下流に判断は無い.これがコロナ騒動で露呈した日本人の心情です.
そして、現在はこういうpositive feedbackに転換しました.
政府が行動制限しない→会社も何もしない→意識調査で行動制限に反対と回答する→LOOP
惰性だよ.
だから、お盆休み前にこんな惨事が起きたって不思議じゃありません.
どこかの知事が音を上げて、行動制限しろと言い出す
→マスコミが大きく大きく取り上げる
→岸田官邸が少しばかりの行動制限を「要請」
→外食産業が営業短縮を発表 etc...
→オセロのように、一気に世論が反転
→本格的な行動制限へ突き進む
日本人の心情から遊離したわたしのような変わり者も中には居ますけど、世論形成に影響するほどの数ではありません.
追記:コミケ100では、いまのところ、陰性証明書は不要なのだそうです.
言われてみればそうですよね.現在はイベント制限が無いのですものね.
渋谷のPCRセンターを今から予約しておこうかと思ったんですけど杞憂でした.
後日方針が変わったら慌てましょう.
かしこ
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