これはどうしたことだ.今期アニメは新作をチェックする度に評価が高い.
いまのところ、
EngageKiss、メイドインアビス、連れカノ、リコリス、かのかり、異世界迷宮、よふかしのうた、
の7作品が毎週お楽しみ状態です.これは豊作だ.
要チェック作品ではあったが重要作品ではなかった「よふかしのうた」がビックリするほど雰囲気が良くて驚いてるところです.
今期アニメの雰囲気部門暫定1位ですな.
あらすじ:
まだ恋を知らない中2男子が主人公.
クラスメートに告られるも「付き合うってよくわかんないんだ」と腑抜けた事を言って振ってしまい、女子に糾弾され、女子ってめんどくせぇと思ってしまう.
嫌な気分から逃れるために夜の街(さいたま新都心っぽい)を彷徨っているときに吸血鬼の女子に出会う.
男子は、オレに恋を教えてください!と頼む.
このあらすじからはフツーの成り行きしか想像できず、凡庸な作品かと思えてしまうのですが、実際にフィルムを観ると全然そんな事はないです.
ビジュアルと中身はあまり一致しないものですが、よふかしのうたはまさにこのビジュアルどおりの中身です.
↓初めて夜に家を抜け出したとき.サイケデリックな世界に入り込んだ自分を感じる主人公.
↓眠れない人間を探している吸血鬼に捕捉され、一緒に街を彷徨うことに.
↓ロングショットを多用.好きだなーこういう画面レイアウト.
↓眠れない人間を探している吸血鬼に捕捉され、一緒に街を彷徨うことに.
↓ロングショットを多用.好きだなーこういう画面レイアウト.
ブログではお伝え出来ないのがBGM.ambient風のBGMが静かに流れるところも優秀.本編をご覧いただければ幸いです.
EDはHIPHOPかな? イイ感じです.
ただしですが、もしかしたら、この良好な雰囲気は第1話だけかもしれません.
画面レイアウトが凝っていて、BGMの扱いが優れていて、あまり視聴者に媚てなくて、制作者のセンスを前面に押し出した様式で13話を一気通貫させるのは恐らく無理ですから.
そういう、ある意味で残念な作品は古今多々あります.
例えば、古いですが「ガンバの冒険」の第一話だけは別モノです.山下毅雄のBGMにシンクロさせて、出崎統と芝山努のセンスで流した回でした.これはすげぇと思ったものの、第2話以降は通常の作りになっていました.多くの人が記憶しているガンバは、この第2話以降の作風なんですね.
webのキャラクタ紹介をみると、吸血鬼の女子がたくさん登場します.お楽しみです.
願わくば、よふかしのうたが若年世代にもウケるといいんだが、、、
スタッフ関連について.
監督 板村智幸:シャフトの物語シリーズをたくさんやってる人
音楽 出羽良彰:活動領域が広いので作風はよく判らない
ライデンフィルム:ちょっと見直した.恋と嘘、裏ピク、東リベ、でーじ、、、
かしこ
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