御巣鷹山に墜落し500余名が亡くなった日航123便は、与圧隔壁が金属疲労の末壊れたというのが事故原因の公式見解ですが、その前に故障の予兆があったそうです.
尻もち事故&与圧隔壁修理の後で、同機体は「当て舵をしないとまっすぐ飛ばない機体になった」とパイロットの間で囁かれていたと、どこかで読みました.
↓わたしの自作3Dプリンタにも故障の予兆はありました.
↓いま、ホーンスピーカーの最終段を印刷中です.一昨日の印刷時になぜか、auto leveling高さが1mmぐらいずれてしまいました.高さセンサの感度調整をして続行しましたが、思えばこれが予兆だったのです.
印刷開始時にガガガガガと音を立てて3DPが断末魔の叫びを上げました.見ると、auto levelingが失敗してノズルがベッドに衝突しています.
↓原因はすぐに判りました.高さセンサが死んでるんです.正常なら指で触れると静電容量変化をセンスしてLEDが光るのですが、うんともすんとも言わない.
今日は死んだ高さセンサをバラしてみます.
高さセンサの型名はLJC18A3-B-Zです.静電型非接触センサですが、3DP業界でこれを好んで使う人はあまりいないと思います.わたしは諸般の事情でこれを使っています.
↓末尾の2桁で表のような仕様違いがあります.わたしの所では★の2型名が動いています.NOとNCの違いはMarlin FWで吸収して使っています.
バラしレポートはこの後に続く・・・・
↓ネジは見当たりませんので、接着か樹脂流し込みかそんな構造のようです.
故障原因の特定なんか出来そうにないわー.
苦しい....
↓殻割りしました.中身はIC packageで使われるようなモールドで固められていて、分解ではなく破壊です.
SOT23の静電センサICが世の中にはあるので、似た物を載せているのかもしれません.
基板上には電解コンのような熱や経時劣化に弱い部品は見当たりません.
迷宮入りになりました.
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↑取り消し
治った状況かも...
かしこ
>黒い樹脂に埋まっていて
返信削除その昔、「Friio(フリーオ)」という「地デジのチューナ」(ts抜きが出来る、画期的なチューナーとして、一世を風靡した。)がありまして(って、今でもありますが・・・)
そのチューナが、「使っているうちに、突然死」する(といっても、買ってから1年くらい立ったと思う。まさに「忘れたころ」ですが。)という謎の現象が起きて、
たまたま壊れたチューナを分解した人が、
「主要な回路が、黒い樹脂でモールディングされてる!」(分解時に、ICが取れたらしい)
「これで、熱が籠ってチップが死んだのでは??」
と、2ちゃんねるに画像を上げていたのを、思い出しました。
※地デジチューナーと言えど、「数百MHz」の信号を、A/D変換したり、それを復調したり、暗号解除したり(しかも、それらを「リアルタイム」で、行っている。)下手すると「その辺のパソコンより」凄いことやってたりするので、まぁ、相当「発熱」も。するんでしょうな・・・
(いくら、「回路秘匿の為(としか思えない)」とはいえ、それを「安易にモールディング」って。発熱を、ちゃんと計算してなかったのかな?(そういえば、これは、夏の事だったような気もする。)
※そう言えば、Friioは「台湾製」でしたね。やはり、中国人の考えることは同じなのでしょうか?(大した回路とは、私も思えませんが。)
「レギュレータIC」が、「自己発熱」で死んだんだったら凄いですね。
あ、それってフリオですね.持ってないけどw
削除USB機器をモールドでガチガチは秘匿のためでしょうね.
FPGAの熱で死亡に一票.
日本製の同様のモノでPなんちゃらは剥き出しでFPGAが載ってるのがモロ見えなんです.
3DPは修理できて印刷中です
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