BlackFinを使ってみるなり(7) DACを繋ぎましょう

こんにちわー．DSPを題材にしたポエムを連載しているひらりんです．

シリアルでDACを接続しましょう．

DACはPCM510xです．SCKは無くてもOKで、BCK,DIN,LRCKを与えれば動いてくれます．

ポエム１

BF706のどの機能を使って接続すればいいのでしょうか？

BF706評価ボードには、ADAU1761というAD/DAが載っています．

BF706のどのportに接続しているのかを回路図で探しますと、ここです．

SPT0なんちゃらがそれです．SPTというのは、SPORTというperipheralのことで、仕様の柔軟性のあるシリアルポートです．

↓SPT0_xxxの先は抵抗を介してADAU1761に接続されています．つまり、これらの抵抗を外してしまえば、ADAU1761を撤去することが可能で、代わりにPCM510xを接続できます．

でも抵抗を外すのも面倒です．

↓SPT0があるのならSPT1とか無いのかなぁと探したら、ありました．SPT1は何処にも接続されておらず、コネクタにて「どうぞご自由にお使いください」との仕様になっています．

↓というわけで、SPT1にDACを接続することになりました．DMAが好きです．

ポエム２

SPORTってどういう機能なのでしょうか？

hardware referenceを読むと、、、SPORTにはこのようなモードがあるんだそうです．

• Standard DSP Serial mode　　　　←わからん

• I2S mode　　←わかる

• Left-Justified mode　　　←わかる

• Right-Justified mode　　←わかる

• Multichannel (TDM) mode　　←わからん

• Packed I2S mode　　　←わからん

modeの説明が書かれてないみたいです．わからんー

SPORTのsample sourceで、openするところがあります．mode指定してます．

　adi_sport_Open(,,,,, ADI_SPORT_I2S_MODE,,,,,,);

そこで、ADが提供するSPORT driver sourceに、他にどんなmodeが定義されているのかを調べますと、、、３つしか定義されてないです．Left-Justified modeが無いのはちょっと不思議かな？

typedef enum

{

    /*! DSP serial mode */

    ADI_SPORT_SERIAL_MODE,　　　　←わからん、Standard DSP Serial mode

    /*! Multi channel Mode */

    ADI_SPORT_MC_MODE,　　　　←わからん、MCはMultiChannelの意味

    /*! I2S mode */

    ADI_SPORT_I2S_MODE　　　　←わかる

} ADI_SPORT_MODE;

判らんものは判らんままですっ飛ばして、I2Sを動かしてみますかねぇ？

ポエム３

Multichannel (TDM) modeの意味がたぶんわかった．このチャートに尽きるのでしょう．これだと5.1ch伝送になれる．こういうAD/DA ICを繋ぐ気は無いので忘れます．

Standard DSP Serial modeの意味はこれでした．こういうAD/DA ICを繋ぐ気は無いので忘れます．

お馴染みのI2Sはこれです．こういうAD/DA ICを繋ぎます．

＃APIの扱いにてこずってるので次回へ続きます．to be continued.

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かしこ