2023年8月30日水曜日

ウクライナ戦争の終わりを考えてみる

地獄の黙示録のサーフィン好きな指揮官は「戦争はいつか終わる」と言いました.
ウクライナ戦争も紆余曲折の末に終わる日が見えてきたように思います.

時系列で書きます.

2014年~
ロシアがクリミア占領
EU諸国は激怒
親EU政権をつくり、ウクライナに戦術指導する(ゼレさんのこと)
NATOに加盟するぞと言ったり、東部のロシア語住民虐めでプーチンを挑発する

2022年
プーチンの当初計画では、こうだったと想像します.
・ウクライナの東部領土を奪う
・キエフを一時的に占領して親ロシア政権に変える
・NATO加盟阻止
・US&EUはどーせ見てるだけ(俺がガス握ってるからな)

2022~2023年
2022.2月末戦争開始。
USとEU「よーしプーチンの誘いだしに成功〜」
ウクに軍事支援してロシア虐めに乗り出す
USとEUの戦争計画はこうかしら?
・目的は、1)ロシア虐め、2)武器売って儲ける、3)弱らせて経済支配
・クリミア奪還は必須
・プーチン退陣
・ロシアが分裂するなら好きにしろ
・ウクのNATO加盟はどうでもいい
・内心ではウクライナ住民のことはどーでもいい

2023年の現在
ウクライナが若干押し気味である.
ウクライナは降参しそうにない.

2024年11月
US大統領選挙で共和党が勝ちそうだ.
共和党は、ウクライナ戦争を停めたがっている.

2025年
武器支援減少.
停戦協議開始.
休戦.

こういう過去の経緯と、未来の予想から、US,EU,ロシア,ウクはどう妥協するか? それを考えてみたい.

まずプーチンの現在の思惑は、、、だいぶ後退してこんな感じかな?
・東部ルハンシク州を紛争地域に認定させて、結果的にウクのNATO加盟を阻止する
・クリミアからの撤退はすごく嫌だ
・クリミアを守ろうとしたら戦術核を使うしかないが、顰蹙買うので我慢
・2025年までクリミアを守り、停戦交渉を有利にするのが最重要

ウクライナの現在の思惑
・2025年までにクリミアを奪還しなくちゃ時間切れになるという焦り

US&EU&DSの現在の思惑
・クリミア還せこのォ
・ロシア分裂しろォ
・プーチン失脚しろォ
・US共和党うぜー

US共和党は、
・バイデン&DS&EUの思惑に反して、、、
・武器支援の停止か減少
・NATO加盟断念
・ロシアの政治的混乱は嫌
・ロシアが中国の傘下に入るのはもっと嫌

というわけで、2025年ウク戦争の終わりの絵図は、、、
・韓半島の38度線みたいなのがウク東部に引かれ、休戦
・NATO加盟なし
・クリミアはウクに還る
・プーチンは生き残るかもしれない
・ロシアは分裂しない
・EUはロシア産ガスを買わない
・ロシアへの経済制裁は続く

↑つまらん絵図ですが・・・

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クリミアがウクに還るのは楽観的過ぎるかもだけど、そもそも2014年にロシアがクリミア占領しなかったら、EUは自分を犠牲にしてまでウク支援なぞしなかったんじゃないかな? だからEUのクリミアへのこだわりはかなり強いんじゃないかとヒラ的には思ふ.

今、ウクが戦術転換したとも言われますが、クリミア獲りにfocusしているようにヒラ的には思えます.

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最後に、ヒラ的願望は、DSさんに賛同してひたすらロシア虐めに邁進して欲しいです.民族別に分裂したら良いでしょう.北方領土とか甘い事言ってないで千島列島を全部盗れ.

かしこ

2 件のコメント:

  1. murasaki
    なるほどです。38度線ですかー。
    始める前はどう考えても勝ちのルートしか思い浮かばなかっでしょうに、プーチンも大変です。ウクライナの東側とクリミア取ってもモスクワのすぐ近くまで敵性の土地になってしまったのはツライですね。
    終戦(停戦)後は西側からウクライナに大量の投資が行われるみたいなので、38度線の西側はすごく発展して北朝鮮と韓国みたいになりそうですね。
    めっちゃ長い国境線維持するのは国力消耗しそうだし、核兵器の脅ししか交渉材料無くなりそうだし、どこかの国の拡大コピーみたいになりそうですね。

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    1. >どこかの国の拡大コピー

      いえてます.
      「あ~ぁ」ってかんじですね.げすー

      コロナ騒動といいウク戦争といい、無意味な無駄が連続しすぎでかったるいです.

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