いや~、苦行でした.
早朝まで徹夜で「謎の彼女X」のオールナイト上映会に出席し、その足で6:45ごろに池袋駅から西武線で航空公園駅まで行こうとしたものの、西武池袋線が人身事故で運転見合わせ.そのまま7:30まで足止めされて、ゼロ戦の現場にたどり着いたのが8:20でした.
ゼロ戦のエンジン始動見学に参加できるのは1260名限定です.整理券配布が10時からでしたが、客足が早いと予想していたので西武線の遅延はイタイ出来事でした.
驚いたことに、8:20に現場に到着して並んだわたしがゲットした整理券はすでに974人目でして、8:40にはすでに予定人数の1260名を超過し、整理券配布が打ち止めになってしまいました.冷や汗ものでした~.
この冬一番の冷え込みとされる中、徹夜明けで8:10~16:00までほぼ屋外で過ごしたのはつらいものがありましたが、それもこれもゼロ戦を見学するためと思えば、がんばれます.
↓格納庫の前に静かにたたずむゼロ戦.
↓整理券配布にあぶれた人々は、柵の外でゼロ戦のエンジン音だけ聞くということになっていました.ゼロ戦のエンジン始動会は3回に分けて行われ、わたしは1,2回目のエンジン音を聞き、3回目は入場して現物を見学しました. この白い柵の向こうでゼロ戦が始動します.木に登って覗いている人もいます.
エンジン始動の動画はたくさんupされていることと思います.わたしもyoutubeにupしました.エンジンは10分ぐらい回っていましたが、このビデオでは正味3分ぐらいに編集してあります.
0’10” パイロット搭乗
0’28” エンジン始動 ←白い排気がいい
0’40” アイドリング ←この不安定さがいい
0’58” 風防閉 ←乗りたい
1’17” 徐々に増速
2’08” 後方気流 ←意外に弱い.最大速じゃないから?
2’25” ほぼ今回の最大速 ←バックファイヤ気味か?
2’35” 減速 ←音でわかる
2’49” 増速
3’10” 今回の最大速と思われる ←音でわかる
3’35” 減速
3’48” エンジン停止 ←止まる直前に特徴がある
3’54” 風防開
4’09” パイロット降機
レシプロエンジンの爆音っていいなぁ.爆音の中にバルブのカチャカチャいう音が混ざっていて、1気筒ぐらいは爆発してねえんじゃないの?という危なさがいい.クルマのエンジン音と違って、変速ギアがないので、回転数が上がるにつれてゼロ戦に生命が宿り、自らが飛びたがっている感じがしてきます.
今回は地上でエンジンを回しただけでしたので、1995年の飛行イベントのエンジン音に較べると回転数が全然低いので「ゼロ戦の飛びたさ」の次元は雲泥の違いでしたがなぁ.
http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/06/blog-post_12.html
1995年には、元ゼロ戦整備士のおじいさんがエンジン音が違うけどどうしたの?と質問してました.耐久性を慮って定格の80%ぐらいまでした回してないと解説してました.今回のエンジン回転数は定格の10%ぐらいってところかと推測しましたが、いかがなものか?
所沢航空発祥記念館の今後の予定は、3月末までゼロ戦を展示します.そして熱いイベントはまだ続くのです! また行くぞ!!
3月30日 エンジン始動
3月31日 エンジン始動
4月1日 分解見学会
4月2日 分解見学会
しかし、今回のがマジで今生の別れとなりそうに思います.
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