2013年12月5日木曜日

波板の施工で気づいたのは当たり前のことだった

波板とは、↓こんな風に屋外の屋根などに使われる材料のことです.実家のテラスが台風26号で被災して修理したのは以前レポートしました.  http://hirasaka001.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2157.html
今日の工事ではゼロから小屋を建てたため、初めて波板で屋根を葺きました.(写真はありません)

波板の施工なんてやりゃぁできるだろと思っていまして、まぁ実際その通りなのですが、やってみて初めてわかることがあるものです.それは、波板を乗せる下地(垂木)をどっちに向けるか?です.

↓諸般の事情で最初にやろうとしたのは、波の流れ方向と同じ向きに垂木を配置する施工だったのですが、波板を乗せてみてギョッとしました.
↓波板の釘は波の頂点に打ちます(OK).谷には打ちません(NG).そこで波板の頂点に釘を打とうとしたら、垂木の位置にすごく敏感で困ってしまいました.たかが波板の施工でこれはおかしい、と思って近所の家の波板をキョロキョロと見たら、ショボイ誤りに気づきました.
谷だと雨が侵入しやすいからだと思います

↓正解は、直角方向へ垂木を流さなければならないっていうことです.これなら、頂点に釘を打てば必ずその下に垂木が居ますから、垂木の取り付け位置に鈍感でよくなります.
これであなたも波板施工のオーソリティ~

かしこ


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2 件のコメント:

  1. 確か以前書いたと思うんですが、ポリカは鉄ほど強いという物の力を加えると延びて引きちぎれたりします。(おそらく配合が1種類ではないのかもしてません)
    波板を通時大きめの皿押さえが付いた釘を使っても、強風の後 穴が大きくなって抜けたりします。
    本当は穴と釘が直接ぶつからない、緩衝リングが要ると思うんですがまだそのような製品を見つけていません。

    対策としては、周囲の釘が弱いので数を多くしたり、決められた縁の間隔を守るしか有りません。
    縁に近すぎると千切れやすく、遠いと煽られてめくれ易いです。

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    1. 同感です.あの釘は万全ではありませんとわたしも思います.

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