2015年3月24日火曜日

祝、ご卒業の季節

子供が地元の小学校を卒業しました.今日は卒業式でした.

自分にとっての卒業を振り返るに、わたしは不感症と診断すべきかと思われるくらい卒業に対する感慨や感涙がまるで無い人であります.

小中高の卒業式は、記憶なし.
大学の卒業式は、学部長が「今後は楽な時代じゃない」とか言ってたのが記憶にあるけどそれだけ.
会社は3回辞めたけど、最終日の記憶って全くないんだよなぁ.何してたんだろ???

学校でも会社でも1つの組織に1~3年以上居るともうすっかり飽きてるんで、卒業する時点では、しがらみから解放される喜び、未来への希望、しか感じません.松任谷由実の「卒業写真」のような過去の振り返りはわたしの脳内には去来しないんです.そういう神経回路がないみたい.たとえ失業するコトが確定していても、未来への希望に満ちてしまうわたしは一種のバカか躁病でしょうか???

そういうわたしが当事者ポジションにて卒業式に出席するのは実に28年ぶりという計算になります.どうして合唱するのだろうとか思いつつ、いつものように醒めて見学しておりました.

少し驚いたのは「日の丸」についてでした.
子供が通っていた小学校では、何時でも「日の丸」を掲揚しません.音楽の授業で「君が代」は教わりません.まったく日教組に好き勝手やられてやがるよなぁクソがぁと機嫌が悪いわたしでしたが、卒業式ではそうではなく壇上の壁にデカイ日の丸が張られており、登壇する人はまず日の丸に一礼してから人々にお辞儀をするという正しい作法を守っていました.なんだ、やればできるんじゃん.

ネットで聞いた噂ですけど、東大の卒業式ですら「諸外国からお越しの留学生への配慮のため国旗を飾らなくした」とか.... ホントだったらなんじゃそりゃって話でしょう.東大ってのは官僚を養成する学校という位置づけが明治以来あるわけで、その学校が「諸外国」っていうか要するに「特ア」のコトでしょうけど、それにご配慮する必要がどこにあるんだか、もしもホントだったらわけが分かりません.
仮にその噂を信ずるならば、どーせ身近な小学校の卒業式なんか当然「日の丸レス」なんだろ、と思わざるを得ませんでしたが、そうでなくてよかったよかった.

「君が代斉唱」もしました.わたしは「君が代斉唱」の時に周囲をキョロキョロするのが好きなんです.なぜかというと、君が代に思想的に抵抗したい「歌わない人」が居るからなんです.福島瑞穂なんか「君が代」は決して歌わないんだろうよ.それで、今日わたしの斜め前のお爺さんは歌うのを拒否していました.分かり易い踏み絵じゃ.クククッ

肝心の、子供の卒業に関する感想は、、、特にないなぁ.

担任の先生と介助員の方には篤く御礼を申し上げました.

かしこ


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2 件のコメント:

  1. 卒業おめでとうございます。
    我が家の子供も今年、小学校と中学校をそれぞれ卒業しました。
    PTA代表で挨拶する機会があったのですが、日の丸に一礼することをすっかり忘れていたのですが、前日に子供に登壇の方法を教えてもらい、恥をかかずに済みました。(あぶない、あぶあない、、、)

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    1. そうそう、PTA会長さんでしたね.PTA会長さんは学校内の行事への参加はもちろん、学校同士の行事へも参加しなくちゃいけなくて、あれは大変だわと思いました.
      ご卒業おめでとうございます.

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