数年前だったら日本のネット通販プリント基板屋で4層基板をちょこっと10枚作って
¥25,000ぐらいしていた.
その後中華プリント基板屋だと¥10,000ぐらいで安いなーと思っていた.
それがいま¥5000ぐらいまで下がっている感じだ.JLCPCBに頼んだら何故か送料が無料で¥3185だった.どっ、どうなってんの?
しかも2層基板だとこんな見積もりが表示される.¥219って何? カケソバより安い.もぅ意味がわからん!
注文したプリント基板のスペックはこんなところ.4層基板ということの他に特に変わったSPECは無い.用途はTripath TA2020のアンプ基板だ.
Layers: 4
Dimension: 100mm*90mm
PCB Qty: 10
PCB Thickness: 1.6
PCB Color: Green
Surface Finish: HASL(with lead)
Copper Weight: 1
Gold Fingers: No
Material Details: FR4-Standard Tg 140C
JLCPCBの発注手順はおおまかにこんなかんじ.
1)JLCPCBのサイトで基板諸元をセレクトする.特殊な基板でなけりゃデフォでOK.
2)CADで描いた配線パターンをgerber dataで出力する(やり方は解説しない).この時、ファイルの拡張子をJLCPCBの言うとおりにするとスムースに処理してくれるようだ.10個ぐらいのファイルを.zipに固めてJLCPCBのサイトにupする.
3)gerber dataのチェックは.zipをuploadしたらシステムが即座に行うみたいだ.以前別の会社(PCBCART)を利用したときは人間がデータチェックしてたから受付は翌日だったけどね.中国人の進歩速度は異常だな.
4)カード決算すると、もうステータスは「In production」だ.
旧正月でお休み期間なので納期は少しかかるというメッセージが出た.
それでもってお値段が価格破壊の¥3184.69である.どうして送料が無料なんだろう?
かしこ
追記:同社のサイトによるとこのような日程で進捗した.旧正月明け2/12~16までで製造が進行した形になっている.
追記 2/20:
基板が届いた.輸送日数は4日間だったと考えられる.書留ではなくてポスト投函だった.さっそく部品を半田づけして動かした.この基板には既にあれこれと不満があるのですぐに作り変えるつもりよ.
パタン設計屋さんに頼むと無条件で300万円くらい取られていたような。コネクタがのっているだけの変換基板でもフィルム作成費込みで50万円くらい。PCBは試作だと一枚2,000円くらいで定型寸法にうまく入れないと割高になるという。
返信削除腕の良いパタン設計屋は忙しくてなかなか仕事請けてくれなかったし。
当時中国くらい安くプリント基板作れていれば、試作も楽だったかもー。中国の回路設計者はたくさん設計案件こなして上達するんでしょうねー。勝てんわ。
私のところではそんなに高価くなかったかな。資材がうるさかったのかも。
削除事業部が違えば見積もり単価が違うので最初が大切とゆう。
♪残酷な天使のように〜♪
うちの業界は開発費も不在費も全て倍の金額を払わされていたような・・。しかも感謝されないという。
返信削除あの国策業界か、いやあっちの業界か.
削除倍じゃなくて5倍だったかもと思っちゃったりしてまうーw
不在費→部材費でした。
削除あっちの業界ですねー。倍払わされてましたが、倍以上もらってもいました。エヘッ。
今は、大手基板工場で基板製造すると納期2ヶ月とか、材料が在庫切れで納期が出せないとか平気で言ってくる。小さい工場ならともかく、日本の中でもトップクラスの工場がこんな状態。
返信削除スマホ用のビルドアップ基板で忙しいのでやる気無しとかですかねえ。セラミックコンが小口の客は知らんみたいな似た感じと聞きます。
削除私の基板は旧正月明けから作っているみたいです。