2020年5月5日火曜日

STM32でDCCを作る方向で (11) SPI3をslaveで動かしてDACを駆動

告知です.
コミケ99にて当社のDDC/DACを頒布いたします.
  日付   2021年12月31日(金) 東地区 テ-40b  東5ホール
  サークル名    bangflat
コミケにお越しの際はお立ち寄りいただけますとありがたいです.
商品紹介ページを作りました.

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全国のSTM32ファンの皆さんこんにちは.引き籠りの日は組み込み開発だっ!

なんだか便利な時代になったもんだね.STM32には、STM8みたいな小さいCPUよりもたくさんのperipheralが載っている.それだけで何でもやれる気になれる.
しかも開発ツールが便利である.STM32CubeMXでperipheralをサクサクと使えてしまう.peripheralの仕様書とにらめっこであーでもないこーでもないと弄り倒してやっと動かせるめんどくさ~い作業からほとんど開放されちゃってる.便利すぎ.

さて、SPI3経由でDACを駆動してみた.memory上に1波分のsine波を置いて、リトルエンディアン→ビッグエンディアン変換して、DMAでグルグル廻してSPI3へ出力してるだけなので、USBは動かしてない.FPGAはLRCKを生成するのが主なお仕事.
Lch/Rchから、1kHz、32bit192kHzが出ている.グリッジも無さそう.
DACとのIFはI2S.
FPGAがmaster clock(水晶源発信)を出し、SPI3はslave.
SPI3は32bit384kHzを出せるほど高速ではないのでここでは192kHzで我慢した.

↓プリント基板状況.
白い基板: NUCLEO-F207
緑の基板: FT232RL
赤い基板: FPGAというよりもCPLD XL95144XL-100pin
黒い基板: DAC PCM5102 (I2Sモード)
右下の物: XILINXの焼きtool

てなわけで、STM32からDACへのI2S出力は出来ると確信できた.(DSDは未検討)

てなわけで、USBの実装へ移るわたくし.

かしこ


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