STM32でDCCを作りたい.USBHS→CPU→SPI→FPGA→DAC という信号の流れになる.
SPIは25Mbpsよりも高速でなければ32bit384kHzを通せない.それにはSPI1でなければならない.SPI2SPI3は遅いのだ.どうやら速度違いでAPB1/APB2の2種類あってSPI1だけ高速になっているらしい.
ゆえに、SPI1とUSBHSを共にONに出来なければDCCの要求仕様を満たせない.
ところがSTM32は全peripheral機能をONには出来ない.外部pin本数が全然足りないからだ.あっちの機能をONにするとこっちの機能はONに出来ないというジレンマが多々ある.
ここに地雷があった.
下表はF2xx/F4xxのpin数が少なめの品種について、SPI1とUSBHSの両機能をONに出来るかどうかを調べたものである.〇=可能、X=不可能
〇 STM32F205RE 64pin
X STM32F207ZG 144pin Nucleoあり(今使っているもの)
〇 STM32F215RE 64pin Aliで売ってない
〇 STM32F217VE 100pin Aliで売ってない
〇 STM32F405RG 64pin
〇 STM32F407VG 100pin
STM32F415 Aliで売ってない
STM32F417 Aliで売ってない
〇 STM32F427 Aliで少し売ってる
X STM32F446RE 64pin Nucleoあり
〇 STM32F446ZE 144pin Nucleoあり
なんということでしょう、、、現在targetとして使用中のNUCLEO-F207はダメなんだよ.まじかっ!
さらに言えば、はんだ付けの手間を考慮すると100pinや144pinは嫌であって、64pinが好ましい.
またAliexpressでたくさん売られている品種であってほしい.安いのがいい.
そんな事情を考慮すると、ほとんどが脱落してしまい、残るのは205REと405RGしかない.お値段安いしこいつらは神なのだった.
205REは現在Aliexpressからの船便(たぶん)を待っているところだ.プリント基板を作らにゃいかん.
-----
プリント基板といえば、数日前に中華様から届いて夜更かしして火入れしたもの.
大サイズ: XC95144XLの開発基板
中サイズ: XC9536XLの開発基板
小サイズ: Arduinoのクローン ←なにかとたくさん使うんでね
かしこ
0 件のコメント:
コメントを投稿